近年、日本の経済環境は急速に変化しており、低金利や少子高齢化などにより投資活動に注目が集まっている。背景の一つに、将来の資産形成と経済的な不安に対する対策としてNISAの税制優遇措置を活用することが挙げられる。
2023年6月末の証券会社のNISA総口座数は1,290万口座であり、2022年末と比較して9.4%増加した。年代別NISA(一般・つみたて)口座数は、特に30歳代(267万口座)と40歳代(258万口座)で多い結果となり、口座数は、20歳代~50歳代を中心に増加傾向にある。※1
昨今では、ポイントを投資できるサービスも普及しており、低金利環境や将来の年金不安などから、個人が自らの資産を有効に運用し、将来の生活に備えることが求められている。
そこで、スキマバイトアプリ『シェアフル』を提供するシェアフルはこのほど、同アプリのユーザーを対象に「投資・NISAに関する実態調査」を実施し、その結果を発表した。本調査は15~80歳の男女にアンケートを取った結果、23,453件の回答を得ている。
定期的な収入がある正社員などで、より投資・NISAは広がっていることが明らかに
回答があったユーザーのうち投資・NISAをしている人は全体の31.4%と、約3人に1人が投資・NISAを運用していることがわかった。
年代別に見ると、40~50代が半数を占めており、世代的にも投資を運用している傾向にあることがわかった。また、20~30代で見ると全体の39.5%と、若年層でもつみたてNISAなどの需要が高まっており、口座数も増加傾向にあることから今後さらに増加が見込まれると考えられる。
職業別で見ると、正社員の割合が過半数を占めている。そのほかにもアルバイト・パートや、契約・派遣社員など、定期的な収入がある仕事の人の中で、投資・NISAは広がってきている結果となった。
このように今回の調査からは、投資・NISAをしている人が全体の31.4%と、投資・NISAの一般化はかなり広がっていることが明らかになった。また、20~30代でもつみたてNISAなどの需要は高まっており、今後もポイント運用や、つみたてNISAなどの新サービスの普及により、若い世代の投資ニーズの増加が見込まれる。
<調査概要>
シェアフルユーザーを対象にしたWeb調査
調査対象:日本全国の15歳~80歳の男女
実施時期:2023年11月20日(月)~2023年11月22日(水)
有効回収数:23,453サンプル
※1 出典:日本証券業協会 NISA口座開設・利用状況調査結果(2023年6月30日現在)
出典元:パーソルグループ
構成/こじへい
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