Toffy
トフィー
数々のヒット商品で〝雑貨系おしゃれ家電〟をリード!
【BRAND STORY】
[創業]1932年 [運営会社]ラドンナ [親会社]キングジム
[主な取り扱いアイテム]キッチン家電、ライフスタイル家電、季節家電、フォトフレーム、ボディーケア用品、アロマアイテムなど
実用的な家電に、フェミニンなデザインやカラーリングを加えた「おしゃれ家電」カテゴリーが、急成長を遂げている。その代表ブランドのひとつが、インテリアグッズメーカー、ラドンナの展開する「Toffy」だ。ラドンナは1932年創業で、2001年に文具メーカー・キングジムが子会社化し、03年に現在の社名に変更。16年には「Toffy」を立ち上げた。テクニカル家電ライターの藤山哲人さんいわく、同ブランドには2つの強みがあるという。
「1つ目は衝動買いしやすい徹底したコスパのよさ。2つ目はデザイン性です。ここまで雑貨寄りに振り切るのは家電メーカーでは不可能ですからね。Toffyはレトロなデザインが得意で、色もペールアクア、シェルピンク、アッシュホワイトがメインと決まっている。一度商品を購入した人は、同じ色で揃えたがるので、これがリピーターを増やす要因にもなっています」
中でも今回試用した『ホームフィットネス振動ボード』は、Toffyがスタートしたボディーケアシリーズの新作だ。
「デザインを高め、低価格にすれば新たな柱になる可能性は十分あります」
おしゃれ家電も、キッチンから健康へと変革する潮目なのかもしれない。
テクニカル家電ライター 藤山哲人さん
あらゆる家電を使い込んで比べる体当たり技術系家電ライター。自作測定器やプログラムで家電性能を数値化するのがモットー。『マツコの知らない世界』(TBS系)にもたびたび出演。
最大324回/分のパワフル振動で鍛える
Toffy『ホームフィットネス振動ボード』
オープン価格(実勢価格約2万7500円)
振動を使い、全身の筋肉や狙った部位のトレーニングができるエクササイズマシン。器具の上に乗るだけで運動不足を解消できる。〝ながら〟や在宅仕事の合間の〝ちょこっと〟エクササイズに最適だ。
●サイズ:約φ370×H120mm、約6kg 定格消費電力:130W 振動数:最小150回/分、最大324回/分(無負荷時) 耐荷重:90kg以下
使い勝手 ★★★★☆ デザイン ★★★★☆ コスパ ★★★★☆
モードが多彩で強度も自在!
「マニュアルモード」は、好みの振動速度を30段階で細かく設定が可能。6種類の振動パターンから選べる「オートモード」も便利。
狙いたい部位に合わせて姿勢も選べる
立ち、座り、座り(椅子)、寝が4つの基本姿勢。藤山さんは〝座り〟がお気に入りだそう。床面を保護し、振動が響きづらくなる専用マットが付属する。
コンパクトで収納場所にも困らない
収納場所に困らず、使いたい時にサッと取り出せる、直径37cmのシンプルなデザインなので出しっぱなしでもOK。
注目LINE UP
水タンクも外して洗える清潔設計
Toffy『抗菌アロマ加湿器〈3.3L〉』オープン価格(実勢価格約6600円)
水の触れるところを抗菌加工したクリーンに使える大容量加湿器。フタを外さず上からの給水ができるほか、ミストと一緒に好みの香りを楽しめるアロマにも対応。部屋の雰囲気を変えるLEDライトモードも人気だ。
●サイズ:約φ182×H282mm、約1.1kg(調節ダイヤル含まず)
厚みのある食材もスパッと切れる
Toffy『電動マルチナイフ〈充電式〉』オープン価格(実勢価格約7700円)
2枚の刃が前後に動く特殊なカット技術を搭載したコードレス電動ナイフ。普通の包丁では切りにくい、柔らかな食パンやホールケーキが、刃を当てるだけでスーッとカットできる。誤作動に配慮した安全設計も万全。
●サイズ:約W450×H62×D41mm、約402g(ブレード含む)
シリーズ販売累計まもなく20万台!
Toffy『ハーフホットサンドメーカー』オープン価格(実勢価格約5500円)
好きな具材をはさむだけでホットサンドができるお手軽調理家電。1枚の食パンを折りたたんで作る「食べ切りサイズ」のハーフホットサンドが約4分で完成。デザインや色、収納に困らないコンパクトさも魅力に。
●サイズ:約W167×H96×D220mm、約750g
AINX
アイネクス
新興ならではのユニークなコンセプトに注目!
【BRAND STORY】
[創業]2019年 [運営会社]AINX [親会社]AINグループ
[主な取り扱いアイテム]キッチン家電、理美容家電
「AINX」は、再生エネルギー開発などを行なうAINグループの家電メーカー。常に変化の多い時代、生活環境をスマートにしてくれるクリエイティブな家電を提案したいという思いで立ち上がった。中でも注目が、トースターとホットプレートを一体化させた『スマートトースターグリル』。大手メーカーでは実現できない、独自のコンセプトを実現している。
「グリル鍋と両面で使えるホットプレートは過去にアイリスオーヤマでも発売されましたが、オーブンとしても使えるのはこれまでにないアイデア。コンパクトに使えるデザイン性は同じくBRUNOが展開していたトップオープン式トースターにも似ていて、いろいろなメーカーの良い部分をうまく取り入れている印象です」(家電ライター・田中真紀子さん)
一方で、機能性では少々気になる部分も。
「180度フタが開閉する分、通常のトースターほど密閉性が高くなく、パンをトーストすると多少の焼きムラがでてしまいます。とはいえ味は十分おいしいし、何よりもW調理ができる利便性は唯一無二。その思い切ったコンセプトは評価に値すると思います」
ほかにも自動かきまぜ機能付きの全自動調理鍋や、温冷機能を搭載したボディケアガンなど、独創性に優れたニッチなコンセプトの生活家電が揃う。これぞシン・家電ブランドならではの醍醐味といえそうだ。
180度開閉するから二刀流調理も!!
AINX『スマートトースターグリル』
2万9800円
180度開けばグリル鍋とホットプレートを一度に使え、閉じればトースター&オーブン調理が可能。たこ焼きプレートほか4つのプレートと、ガラスブタが付属。ダイヤル式の温度設定は150~230℃。
●サイズ:約W410×H200×D260mm、約5.2㎏ 消費電力:900W(オーブンモード)、1400W(広げて使う場合) 温度設定:約150 〜230℃、保温
使い勝手 ★★★★☆ デザイン ★★★☆☆ コスパ ★★★☆☆
手入れもしやすく使い勝手も◎
各種トレイは取り外して水洗いできる。操作部は左右の鍋に合わせ保温や温度調整が可能。真ん中はトースターとして使用時のタイマー。
二刀流調理も快適!
焼き肉と鍋料理などの同時調理も可能。トレイに水を入れておけば、焼き肉の際も余分な油が水に落ちてヘルシー、無煙調理もできる。
トースターの実力はいかに?
水用プレートによるスチーム調理で、外はサクサク、中はもっちり。焼きムラは若干気になったが、皆、「おいしい!」と絶賛だった。
注目LINE UP
温冷と刺激で身体メンテナンス
AINX『スマートボディケアガン』1万9800円
筋肉を包む筋膜を刺激する「筋膜リリース」により、筋肉のスムーズな動きを促進。好きな部分を冷やしたり温めることができる「温冷ヘッド」などの4種類のアタッチメントも搭載。様々な刺激でボディーケアができる。
●サイズ:約W130×H145×D50mm、約570g(本体)
手首への負担が少ない軽量ドライヤー
AINX『スマートウォーターイオンヘアドライヤー』3万5200円
国内で特許を取得したブラシレスDCモーターの搭載により、本体の軽量化と大風量を両立。プラスイオンとマイナスイオンの放射が髪にうるおいをもたらすほか、逆噴射のクリーンホードで、吸気口のホコリも除去。
●サイズ:約W280×H70×D260mm、約397g(アタッチメント含む)
レシピどおりに材料を入れるだけ
AINX『スマートオートクッカー』5万9400円
炒める、煮込む、蒸す、低温調理などの8つの調理がこれ1台で完結。独自開発の〝かき混ぜウイング〟によりメニューごとの自動調理ができるので、ほったらかしでもOK。慣れてきたら温度時間なども自由に設定可能だ。
●サイズ:約W310×H207×D375mm、約7kg
取材・文/高山 惠、安藤政弘(Toffy)
※本記事内に記載されている商品やサービスの価格は2023年10月31日時点のもので変更になる場合があります。ご了承ください。
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