忘年会事情とお金について
■忘年会で大変なこと1位「飲み会の場の人間関係」2位「飲み会代」3位「飲みすぎ・二日酔い」
図7
これまでの忘年会について深掘りして調査した。まず、忘年会で大変だったことについて聞いたところ、1位「飲み会の場の人間関係(29.8%)」、2位「飲み会代(26.0%)」、3位「飲みすぎ・二日酔い(25.2%)」という結果が得られた【図7】。
参加したくない理由として挙げられていた「周りに気を遣って疲れる」といったコメントが反映された結果だと言える。また、金銭的な負担や、ついつい飲みすぎてしまうといった身体への影響も大きいようだ。
■1回あたりの忘年会の平均費用は「3000円以上~5000円未満」が最多
図8
「忘年会で大変だったこと」の2位にランクインした「飲み会代」について探るべく、これまで参加した忘年会の1回あたりの平均金額を聞いた。
忘年会に参加したことがある人を対象に聞いたところ、「3000円以上~5000円未満(45.5%)」「5000円~7000円未満(30.5%)」に多くの回答が集まった。
次いで「1000円以上~3000円未満(9.5%)」「7000円以上~1万円未満(6.8%)」という回答順となっている【図8】。
年末のお金事情について
図9
「忘年会で大変だったこと」の2位にランクインした「飲み会代」をはじめ、年末は出費がかさむことも多いのではないか。
普段と比べて年末の出費が多いと感じるか聞いたところ、約6割の人が「とても多いと感じる(19.2%)」「どちらかというと多いと感じる(41.4%)」と回答した【図9】。
図10
年末に出費が増えるものについては、「外食(51.6%)」「買い物(47.8%)」「食料品(41.4%)」に多くの票が集まりました【図10】。忘年会やクリスマスといったイベントシーズンによって、外食や食料品など、食関連のものへの出費が増えていると考えられます。
図11
約6割の人が年末に出費が多いと感じていることがわかったところで、その出費のために現在何か備えているのか聞いた。
その結果、「備えている(10.2%)」「どちらかというと備えている(26.6%)」を合わせると、3人に1人以上の人が出費のために備えていることが判明した【図11】。
図12
具体的に最も意識してやっていること・やる予定のこととして、1番多くの票が集まったのは「食費の節約(34.8%)」で、次いで「貯蓄(23.9%)」となった。
そして3位には「投資(10.3%)」がランクイン【図12】。投資でお金を動かすことで、出費に備えている人も一定数いるようだ。