DIME MAGAZINE
12月に入り、忘年会シーズンへ突入した。飲食店で仕事仲間と今年一年の労を労い合っているうちに、気付けば終電間近に……というのはよくある話だ。
こうした事態が起こりにくい、東京都心の駅から24時を過ぎても電車で帰れて、かつ、家賃相場が安い駅というと、いったい、どこになるのだろうか？
そこで、不動産・住宅情報サービス「LIFULL HOME’S」はこのほど、オフィス街かつ飲食店も多くある「新宿（西武新宿を含む）」「東京」「渋谷」「池袋」から、24時を過ぎても電車で帰ることのできる駅を家賃相場順に並び替えたランキングを発表した。
【新宿編】新宿の西側に延びる路線の駅がランクインする結果に
新宿編では、JR中央線や小田急小田原線、京王線など、新宿の西側に延びる路線の駅がランクインする結果になった。1位の「高尾」（50,000円）は終点駅なので飲み会で飲み過ぎても寝過ごすことはないだろう。始発駅でもあるので、飲み過ぎて翌日が二日酔いでも、座って通勤できる可能性も高そうだ。
基本的に都心から離れるほど家賃相場は安くなるが、3位の「玉川学園前」（52,000円）は小田急多摩線の近隣駅と比較してスポット的に家賃相場が安い。玉川大学や昭和薬科大学などがある文教地区で、パチンコ店などの出店に規制があり、閑静な住宅地が広がっている。
8位の「高幡不動」（55,000円）は、関東三大不動のひとつ「高幡不動尊金剛寺」の最寄り駅として知られている。駅構内にはショッピングモールがある。また、多摩都市モノレールを利用すれば立川南まで9分でアクセス可能だ。
【東京編】京葉線の駅が多くランクインする結果に
東京編は、京葉線の駅が多くランクインする結果となった。2位の「蘇我」（61,000円）は終点駅なので飲み会で飲み過ぎても寝過ごすことはないだろう。また、始発駅でもあるので東京への通勤がしやすい駅といえる。
さらに、JR内房線・JR外房線も利用可能なほか、2駅となりには千葉県のターミナル駅である「千葉」があるため、交通利便性は良さそうだ。また、千葉県内最大級のシネコン「T・ジョイ蘇我」や、ショッピングセンター「アリオ蘇我」、スパリゾート「湯の郷ほのか蘇我店」などが入る「ハーバーシティ蘇我」がある。
6位の「武蔵小金井」（64,000円）は始発列車もある駅で、タイミングがよければ東京まで座って通勤も可能だ。駅周辺の再開発が進んでおり、2020年には「SOCOLA 武蔵小金井クロス」が開業するなど、年々住みやすくなっている。
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