開幕券か？超早割一日券か？開幕まで500日を切った大阪・関西万博のお得なチケット購入方法

2023.12.03

2025年大阪・関西万博は開幕500日前となる2023年11月30日より入場チケットの前売り券の販売を開始した。誘致当初の1250億円を大きく上回る会場設備費の問題や約350億円の木造リングなどのニュースが飛び交う中、万博を心待ちにする人にとっては嬉しいニュースだろう。

入場チケットは、「EXPO 2025デジタルチケット公式販売Webサイト」のほか、旅行代理店などのでも購入可能だ。

チケットはパビリオン予約の特別抽選の権利がついた「超早割一日券」や、会期中に何度でも来場することができる「通期パス」など種類が非常に豊富で、どのチケットを買っておくのがいいのかわからないという人も多いに違いない。購入の判断材料になるポイントを紹介しながら、おすすめの券種を紹介しよう。

入場チケットの予約が開始

入場チケットの基本情報

※券種により販売期間が異なります。

2023年11月30日（木）から2025年10月13日（月）まで

①EXPO 2025デジタルチケット公式販売Webサイト

②当協会が販売契約を締結した販売事業者のWebサイト及び店頭

・入場チケットを取り扱う販売事業者の一覧

※価格は税込です。
※年齢は 2025 年 4 月 1 日時点の満年齢です。3 歳以下の方は無料となります。

2025年4月13日（日）～2025年10月13日（月）午前9時～午後10時

※券種により、入場が可能な日や時間が異なります。

入場チケットの販売価格の中、ひときわ目を引くのが4000円の「開幕券」だ。会期中の販売される「一日券」が7500円なので約46％オフになっている。

通例、万博は開幕直後の客足はそれほど順調ではなく、会期期間中に徐々に増加する傾向にある。そのため、開幕直後の客足を少しでも確保しようと、開幕券は開幕からの2週間（2025年4月13～26日）限定の入場チケットとしてかなりお得に販売している。

「安ければ安いほどいい」「誰よりも早く万博に行きたい」という人にはいいかもしれないが、注意点もある。2023年11月30日現在、一部海外パビリオンは開幕までに建設が間に合わないという報道も出ている。開幕直後の参戦を予定している人は注意したい。

開幕500日前イベントで空飛ぶクルマについて「必ず飛びますから」と熱弁する西村経済産業大臣

「開幕券」よりも割引率は低いが、2023年11月30日～2024年10月6日の期間中のみ購入可能な「超早割一日券」には、金額以外の特典もある。

大阪・関西万博では、来場者の安全で円滑な移動を実現することを目的に、来場日時予約制度を導入しているのだが、来場日時予約は、入場希望日の6か月前から、先着順で受け付けている。

また、来場日時予約制度とは別に大阪万博ではパビリオンの入館予約やイベント、展示などの観覧予約ができるようになっている。

「超早割一日券」の購入者は「特別抽選」として2024年9月25日から同10月6日まで、パビリオンの入館予約やイベント、展示を他よりも先駆けて予約ができる。これに当選すると、来場日時も同時に決定するため、来場日時制度も通常の6か月前より早く決定することがあると、ホームページに記載されている。

つまり、「超早割一日券」は誰よりも早く来場日時を決定できるかもしれないというメリットがあるのだ。

パビリオンの入館予約やイベント、展示などの観覧の抽選予約のスケジュール

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開催500日前、つまり開催まで1年半近く先なのでまだまだ心の準備ができていないかもしれないが、開催期間中にチケットを購入するよりも前売りチケットを購入した方がお得なのは間違いないので、万博に足を運ぶ予定の人は購入しておくのがいいかもしれない。

※情報は2023年11月30日時点のものです