住友ゴムグループのダンロップスポーツマーケティングは、大きな飛びと振りやすさ、爽快な打球音で好評の「ゼクシオ」ドライバーのNEWモデルを2023年12月9日から発売する。
ラインアップは、やさしく、高弾道で気持ちよく飛ばせる「ゼクシオ 13」と、しっかり振り切れて強弾道で飛ばせる「ゼクシオ エックス」の2機種で、メーカー希望小売価格はいずれも92,400円(税込)。
芯を広げる新技術「BiFLEX FACE」と、進化した“飛びの翼”New「ActivWing」でボールスピードがさらにアップ
「BiFLEX FACE」は、センターからオフセンターにかけてのショット時のフェースとボディのたわみを大きくすることで、高初速エリアを拡大させた新開発テクノロジーだ。
トウからヒールにかけて外周部の剛性をフローさせ、トウ、センター、ヒールすべてのポジションの剛性を最適化し、フェースだけでなくボディも大きくたわませることで、高反発エリアは、従来モデル比で「ゼクシオ 13」が125%※1、「ゼクシオ エックス」が143%※2に拡大。インパクトのエネルギーを効果的にボールに伝えることで初速がアップする。
※1 「ゼクシオ 13」は、ドライバーのヘッドスピードを38m/s で想定。
※2 「ゼクシオ エックス」は、ドライバーのヘッドスピードを42m/s で想定。
「BiFLEX FACE」によって最適化された強固なエッジ(トランポリンのフレームに相当)が、フェース(トランポリンの布に相当)にかかったパワーをしっかり受け止めることでボールを大きく跳ね返す。
クラウン部に設けた凸部を2段式にしたNew「ActivWing」は、ヘッドのブレを抑制し飛びのパワーをチャージする。
トップからダウンスイング前半にかけて、ヘッドには「遠心力」の影響でトウダウンなどのブレが生じるが、New「ActivWing」は、遠心力と逆方向に発生する「空力」をコントロールし、ヘッドの挙動を安定させる。
そして、その効果により、ダウンスイング後半からインパクトにかけてフェース角と打点が安定。より芯でとらえやすくなることでボールスピードがアップする。
たわむエリアをより軟らかく、支点となるエリアをより硬く、交互に配置した4層構造「REBOUND FRAME」を搭載。「BiFLEX FACE」との相乗効果によりボールスピードが大きく向上した。
また、フェース中央部の肉厚を薄く設計し、フェース全面をたわみやすくした「フラットカップフェース」もボールの初速アップに貢献する。
さらに、「6分割バルジ&ロール設計」のフェースはオフセンターショットでも方向性が安定し、飛距離ロスを軽減。歴代モデルのヘッドで培ってきたテクノロジーの積み重ねにより大きな飛びと高い方向安定性を実現している。
音響シミュレーションと測定を繰り返し、打球音も徹底解析。ヘッド内部に設けたサウンドリブ(突起)により、「ゼクシオ 13」では高く伸びのある爽快な打球音を、「ゼクシオ エックス」では、強く振り抜いても高くて心地よい打球音をそれぞれ実現し、気分よくスイングでき、楽しく飛ばすことが可能だ。
ターゲットユーザーに合わせ軽量カーボンシャフトを新開発。「ゼクシオ 13」標準装着の「ゼクシオ MP1300 カーボンシャフト」は、さらなる軽量化とねじれ剛性を高めることで、しなやかに走りながらも、当たり負けしない強いインパクトを実現した。
一方、「ゼクシオ エックス」標準装着の「Miyazaki AX-3カーボンシャフト」は、軽量化・高強度化に加え、ねじれ剛性を高めることで振り抜きやすさとコントロール性能を両立した。また、カスタムシャフトは人気モデルを始め、豊富にラインアップしている。
また、「ゼクシオ エックス」ドライバーは、ロフト角やライ角をすばやく変更できる「クイックチューンシステム」も搭載している。
■菅沼菜々選手(「ゼクシオ エックス」ドライバー)のコメント
肉眼で初速の違いを感じてすごいと思いました。それでいて最初から自分が思っていたような球筋が打てて、振りやすさも完璧です。
菅沼選手は、今年の10月に開催された「NOBUTA GROUP マスターズGC レディース」から「ゼクシオ エックス」ドライバーを投入。実戦投入直後にツアー通算2勝目を挙げた。
試合後には「最終日はドライバーもしっかりまっすぐ行って、全体的にショットが良かったので安定したプレーができて良かったなと思います」とコメントしている。
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構成/Ara