カテゴリ別話題量ランキング
さらに、「ゲーム」「漫画・アニメ」「ドラマ・映画」「食べ物・モノ」の各部門において2023年X(旧Twitter)上で最も多くつぶやかれたトピックを調査した。それぞれの部門ごとの流行語大賞は、以下の通りだ。
■ゲーム部門
ゲーム部門1位は『ゼルダの伝説 ティアーズ オブ ザ キングダム』。600万件以上の話題量を獲得し、2位と100万件以上の差をつける結果となった。ゲーム内に登場する「コログ」のセリフ「もう疲れちゃって 全然動けなくてェ…(コログ構文)」がノミネートワード30に選出されるなど人気と影響力の強さがうかがえる。
■漫画・アニメ部門
漫画・アニメ部門は、『呪術廻戦』や『鬼滅の刃』などのメジャータイトルが並ぶ中、『機動戦士ガンダム 水星の魔女 Season2』が1位に。Season1が放送された昨年も漫画・アニメ部門でランクインしていたが、その勢いは留まることを知らず2023年も人気を博しているようだ。今年の漫画・アニメ部門は、以前から人気のある作品のテレビ放送や最終回をきっかけにした “再燃” が多い傾向にあった。
■ドラマ・映画部門
ドラマ・映画部門では、仮面ライダー生誕50周年記念作品、映画『シン・仮面ライダー』がトップに。映画の詳細を伏せたまま公開された本作だが、歴代の仮面ライダー映画史上最高記録&初の興行収入20億円突破の快挙を成し遂げ話題となった。
そして、『名探偵コナン 黒鉄の魚影』『THE FIRST SLAM DUNK』が僅差で2位・3位と続き、4位には『VIVANT』がドラマで唯一ランクイン。先の読めない展開に期待する視聴者が多く、放送のたびにトレンド入りしていた。5位の『RRR』は、作中に出てくる超高速ダンス「ナートゥダンス」が注目され、総合TOP10にもランクインしている。
■食べ物・モノ部門
食べ物・モノ部門では『みそきん』が圧倒的1位となった。YouTuberのHIKAKINさん監修のカップラーメンで、5月に発売されるも売り切れが続出。8月に再販されてもなお即完売という人気ぶりだった。SNS上の話題量で見ても、その人気が一目瞭然だ。
2位の『コオロギ』は特に無印良品の「コオロギせんべい」や「コオロギチョコ」などの「コオロギパウダー」を使用した商品が話題となりランクイン。発売自体は2020年・2021年と少し前だが、今年になって一層注目されている。地球にやさしい未来食として開発された本商品、気になる方はこれを機にぜひトライしてみてはいかがだろうか。
※文中の商品名、会社名、団体名は、各社の商標または登録商標
出典元:イー・ガーディアン
構成/こじへい