LINEヤフーは、インターネットニュース配信サービス「Yahoo!ニュース」が提供する「Yahoo!ニュース コメント」の「コメントリアクションボタン」を12月上旬にリニューアルすると発表した。
親指で表現した「そう思う・そう思わない」から“表情と言語”で表現した「共感した・なるほど・うーん」へ変更
「Yahoo!ニュース」は、ユーザーがニュースに関する多様な意見を共有しあい、新たな視点を得るきっかけを創出することを目的として、2007年からコメント欄を提供している。
また、コメント欄に「コメントリアクションボタン」を設置しコメントに対する反応を可視化することで、ユーザーが記事やコメントを深掘りするきっかけを提供してきた。しかし、一方では、親指で表現した2種類の「そう思う・そう思わない」のボタンは、賛否を問う形式のためユーザーの感情が二極化され極端に捉えられてしまうという課題もあった。
この課題の改善に向けて、複数のリアクションボタン候補に対してユーザー調査を実施したところ、これまでの賛否を問う形式よりも「共感」や「学び」を表現するボタンが支持されることが判明。
さらに、「共感」や「学び」の要素を取り入れることでコメント欄がより「多様な意見が受け入れられる場である」と評価されることもわかったという。
こうした背景から、同社は、「共感した・なるほど・うーん」で構成される3種類の「コメントリアクションボタン」へとリニューアルすることを決定。デザインにおいてもユーザーの共感や気づきを促せるよう、“表情と言語”でボタンを表現している。
なお、同社では、今回のリニューアルにより、ユーザーリアクションの二極化を解消し、これまで以上に多様な意見を表現できる健全なコメント欄を目指すとしている。
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https://news.yahoo.co.jp/newshack/information/comment_20231128.html
構成/立原尚子