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兵庫県の農業高校生が鹿肉と廃棄予定野菜を使ったドッグフードの開発に挑んだ理由

2023.12.06

この夏、兵庫県の農業高校生が行ったクラウドファンディングのプロジェクトが話題になりました。

内容は、<鹿肉と廃棄予定食材を使った無添加のドッグフード作りに青春をかけて挑む!>というもの。学生たちのオリジナルドッグフード開発プロジェクトは見事目標金額を達成し、2023年の夏に商品化されました。

今回はこの鹿肉ドッグフードについて、開発の背景や商品に込めた想いをご紹介します。

兵庫県の農高生たちが挑戦したドッグフード開発

鹿肉ドッグフードの開発に挑んだのは、兵庫県立農業高等学校、通称「県農(けんのう)」の生徒たち。動物科学科の社会動物研究会に所属する2年生2名と3年生5名でドッグフード開発プロジェクトを発足・進行しました。

そもそもの開発のきっかけは、校内で飼育されているボーダーコリーの「レオ」が皮膚病を患ったことでした。かかりつけの動物病院でレオを診てもらった際、先生から犬も人間と同じように毎日の食事が健康に大きく関わっていることを聞かされたのだとか。

犬の健康にとってフード選びの重要さを知った県農の生徒たちは、自分たちの手で犬の健康を第一に考えたドッグフードを作ることを決めました。

そして、獣医師の先生のご紹介で鹿肉ペットフードの製造販売を行う「しそうの森の贈物グリーンキーパー」さんと出会い、協力を得て、理想の鹿肉ドッグフード作りがスタートしたのです。

原材料と栄養バランスにこだわり、試作を積み重ねたドッグフードの開発には、約1年半かかりました。

こうして開発されたドッグフードは『県農 Only One Dogfood』と名付けられ、栄養価が高く、ワンちゃんたちの食いつきも良かったといいます。クラウドファンディングで多くの支援者を得た『県農 Only One Dogfood』は、イベントや学園祭などを通じて日本中のワンちゃんの元へ届けられるようになりました。

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