眼鏡のネジが緩くてテンプル(つる)がすぐ閉まってしまう、眼鏡を掛けていてズリ落ちてしまう……実はあまり眼鏡を使っていなくても、ネジが緩んでしまうんです。
眼鏡のネジが緩い……原因は?
眼鏡のネジが緩む原因は、〝回転による緩み〟と〝非回転による緩み〟の2つがあります。それぞれの緩み方についてご説明します。
〝回転による緩み〟
ネジは締める時にかかった力によってねじれが発生し、このねじれを戻そうとする力が軸内にため込まれています。
日常的にメガネを使用していると、テンプル(ツル)を立てたり畳んだりすることで、ネジに往復運動による滑りが生まれます。すると、ねじれを戻そうとする力に押されて、緩む方向へとネジが回転します(戻り回転)。これが〝回転による緩み〟です。
〝非回転による緩み〟
使用頻度の低いメガネや予備で保管していても、いつの間にかネジが緩んでいる場合も。往復運動による滑りが生じていないので、ネジは戻り回転していないにもかかわらず緩むことを〝非回転による緩み〟といいます。
眼鏡のネジが緩い時は自分で直す? それとも専門店へいく??
もし、眼鏡のネジが緩くなってしまった時は、自分で直せるのでしょうか。それとも専門店へ行って依頼する方が良いのでしょうか。
自分で調整するなら精密ドライバーを使う
自分で締める場合、眼鏡のネジ穴に対応した精密ドライバーが必要になります。ホームセンターや工具店、ネットショップなどで販売されている、小さなネジ穴用の精密ドライバーがおすすめ。
ですがサイズの合わないドライバーを使って無理やり締めようとすると、ネジ穴がつぶれてしまう場合があります。そうなると専門店でも対処が難しくなるので注意しましょう。
自分で調整するとレンズを傷つける恐れも……本当は眼鏡専門店に依頼するのがおすすめ
眼鏡のネジ頭はとても小さく、締めるときにドライバーが滑ってレンズに傷をつけてしまうこともあります。慎重さが必要で、失敗すると取り返しがつかなくなる可能性があるので、眼鏡の専門店に依頼するのがおすすめです。
JINSでは眼鏡のネジを無料で締め込みなど調整してくれる
JINSではネジが緩んだり外れたりしてしまった場合、無料でネジの締め込み・新しいものとの交換ができます。
※商品によって承ることができない場合もあるので、詳しくはJINSにて問い合わせましょう。
【参考】JINS
※データは2023年11月中旬時点での編集部調べ。
※情報は万全を期していますが、その内容の完全性・正確性を保証するものではありません。
※製品のご利用はあくまで自己責任にてお願いします。
文/山田ナナ