浴用タオルの持ち歩き方は半数近くが「体を隠す」。その他に「髪・頭にかぶせる」「持ち込まない」という回答も
浴用タオルの持ち歩き方について「浴槽内で浴用タオルをどのように持ち歩きますか」と聞いたところ、「体を隠す」が49.1%。「髪・頭にかぶせる」が19.3%。「浴場に持ち込まない」が12.2%という結果になった。その他にも、「肩にかける」「体に巻く」などがあげられた。「体を隠す」以外にも、様々な方法で浴用タオルを持ち歩いていることがわかった。
のぼせやすい場合は、冷たい水で濡らしたタオルを頭の上に乗せて冷やすことがおすすめだ。タオルをかぶせる効果として、「のぼせ」の予防になる。温泉は体を温める効果が強く、温められた血液が頭にも循環して頭の温度も上がり「のぼせやすい」状態となってしまう。
また、湯船から上がるときに「立ちくらみ」を起こす人もいるのではないだろうか。これは下半身が静水圧から解放され、頭から足へと急激に血液が流れて血圧が下がってしまうからだ。
そんなときにも冷たいタオルが役に立つ。立ち上がる前に冷たいタオルで顔を拭くなどしてゆっくり立ち上がろう。あらかじめ冷たいタオルで顔を拭くことで交感神経を適度に刺激し血圧を維持することで、「立ちくらみ」を起こしにくくすることができる。温泉のマナーを守りながら、ぜひ、温泉を満喫してみてほしい。
<調査概要>
調査名:細かすぎる温泉の実態調査(2023年)
調査対象:温泉が好きと回答した10代※~70代の男女1,400名 ※13歳以上
調査方法:インターネット調査
調査主体:株式会社ゆこゆこ
調査期間:2023年8月19日(土)~8月22日(火)
出典元:ゆこゆこホールディングス株式会社
構成/こじへい