朝晩の冷え込みに秋の終わりを感じる今日この頃……。温泉が恋しくなっている人も少なくないだろう。
温泉と一口にいっても、様々な種類や効果効能がある。その中で、特に多くの人から好まれている温泉とは、いったいどのような泉質や肌触りのものなのだろうか?
そこで、ゆこゆこはこのほど、1,400名を対象に「細かすぎる温泉の実態調査」を実施し、その結果を発表した。
温泉は健康効果や美容効果の高い泉質を選択、乳白色の温泉を好む傾向に
「温泉の泉質選びで最も気にするポイントを教えてください」という質問に対して「健康効果の高いお湯がある」と43.3%が回答。「美容効果の高いお湯がある」と19.7%が回答した。全体の63%が泉質にこだわりを持って温泉を選んでいることが明らかになった。
また、「どのような色の温泉が好みですか」という質問に対して、「乳白色」と40.9%が回答し、半数近くが「乳白色」の温泉を好んでいる傾向が見て取れた。乳白色の温泉には、主に硫黄泉が挙げられる。
硫化水素ガスのにおいと湯の花が特徴で、肌を滑らかにしてくれる「美人の湯」と呼ばれるものも多く存在する。登別温泉(北海道)、蔵王温泉(山形県)、万座温泉(群馬県)などが有名だ。金属を腐食してしまうので、入浴の際はアクセサリーにご注意を。
温泉の肌触りは「サラサラ」「とろとろ」が上位に。中には、「シュワシュワ」「ピリピリ」が好きというユニークな声も
温泉の肌触りについて「どのような肌触りの温泉が最も好きですか」と聞いたところ、「サラサラ」が35.6%で、「とろとろ」が33.4%と、「サラサラ」「とろとろ」が上位となった。中には、「シュワシュワ」や「ピリピリ」など、肌への刺激を感じることができる肌触りの温泉を好む声もあげられた。
とろとろとした感触はアルカリ性の温泉で感じられることが多い一方で、酸性の温泉では入浴直後に肌の角質層が軟化することで、つるつるとした感触を感じられることがある。また、単純温泉は優しい温泉と言われるが、その他の泉質は同じ泉質でも場所などによって刺激の強さも変わる。