Copilotと従来の検索体験との4 つの大きな違い
1.わかりやすい要約
Copilot では、検索結果が 1 つの内容にまとまって表示される。従来の検索エンジンによる結果と異なり、リンクをたどらなくても、要約された文章を読むだけで内容を理解でき、真偽の確認も可能だ。また元のソースを表示し、より深い内容をご自身で確認することもできる。
2.チャット形式で検索
これまでは検索する際に、正確な結果を得るには明確なキーワードが必要だったが、Copilotでは、キーワードが不明確な場合でも、まるで誰かに話しかけるように、対話形式で簡単に検索できる。
3.画像作成
表現したい内容を言葉にし、Copilot に話しかけるだけで、思い描いた通りの画像が生成される。イメージにより近づけるために、続けて話しかけることで、意図と前の画像の文脈を理解しながら新しい画像を生成していく。
4.創作作業
メールのテンプレートやドラフトなど、自分用にカスタマイズされた内容を瞬時に作ることが可能。これまでのように「メールのドラフト」「挨拶文」「どうやって書く?」と 1 つずつ何度も検索する必要はない。
opilotを体験する
Copilot は、Bing.com、Bing のモバイルアプリで引き続き利用できるほか、Windows のデバイス内で、Microsoft Edge のサイドバー、Copilot in Windows、そして Windows の検索ボックスからも利用が可能だ。
今回新たに https://copilot.microsoft.com/ を開設、Microsoft Edge のブラウザと Google Chrome からも Copilot を体験できるようになった。今後はSafari にも展開予定とのことだ。
プライベートでもビジネスでも、あらゆるシーンで Copilot は今までの検索とは違った体験を提供する。
例えば、“ホノルルマラソン”の検索を例に紹介する。「自分にあったペースで、どんな風に走れば良いか」を知りたい時に、これまでは公式サイトをみたり、誰かのブログを探したり、あちこち検索する必要があった。
Copilot はチャット形式で尋ねるだけで、「どんなコースか、完走するにはどのように走れば良いか」をまとめ、さらに「何km から何kmまでは景色を楽しみながら走るのがおすすめです」と、提案までしてくれるのだ。
言語系に強い Copilot は、語学学習にも役立つ。Microsoft Edge で検索した英語の PDF に対し、例えば「この記事から TOEIC の 730 点レベルの単語を抽出して」と投げかけると、単語を抽出して、併せて例文も紹介してくれる。