iPhoneの再起動などでは、Face IDやTouch IDのロック解除が行えない場合があります。そんな時は、パスコードでの解除が必要です。
また、普段から生体認証でiPhoneのロックを解除していると、パスコードをつい忘れてしまう……なんてことも。iPhoneのパスコードを忘れてしまった際に、パスコードを判別する方法やロックを解除する方法はあるのでしょうか。
目次
iPhoneのパスコードが緊急でわかる裏ワザはある?
iPhoneのロックを解除するパスコードを忘れてしまった場合、基本的にパスコードがわかる裏ワザはありません。セキュリティ面を考えれば、ロックの解除ができる方法があると危険なので、当然ともいえます。
そのため、iPhoneのパスコードを忘れてしまった際には、物理的にメモを残しているといった対策をしていない限り、ロックの解除ができなくなるといえます。
iPhoneのパスコードを何回も間違って入力するとiPhoneはリセットされる?
iPhoneのパスコードを忘れてしまっても、思い出す以外にロックを解除する方法は基本的にありません。思い当たるパスコードを入力していくのが、基本的な解決方法になります。
ただし、間違ったパスコードを連続して入力した場合、上図のように「iPhoneは使用できません」や「セキュリティロックアウト」といった文言が表示され、パスコードの入力もできない状態になります。
iPhoneのパスコード間違いは何回行うとリセットされる? 回数制限はある?
iPhoneのパスコードがわからないまま、適当ではないパスコードを連続で6回入力すると、原則的にはiPhoneを一定期間使用できないという内容のメッセージが表示されます。
使用できない時間は、パスコードを間違えるたびに増えていくので注意が必要。思い当たるパスコードを入力してもロックの解除ができない場合は、やみくもにパスコードを入力せずに、別の方法を試みるのがおすすめです。
iPhoneで登録した4桁、6桁のパスコードがわからなくなった時の対処法
では、登録したパスコードがわからず、iPhoneが使えなくなってしまった場合、どのような対応を取ればよいのでしょうか。対処法も確認しておきましょう。
iPhoneのパスコードを忘れたけど初期化はしたくない…
パスコードを忘れてしまっても、データの初期化をせずにロックを解除したいと考える人も多いでしょう。
ただし、基本的にiPhoneのロックをパスコードなしで解除する場合は、iPhoneの初期化をするしかありません。できる対策は、パスコードを忘れないようにするか、忘れてしまった際に備え、こまめにバックアップを取ることでしょう。
iPhoneのバックアップを取る方法は、主にiCloudを使うか、PCを使うかのどちらかになります。下記では、iPhoneのみで完結する、iCloudでのバックアップ作成方法を紹介していきます。
• 設定アプリの「自分の名前」をタップし、「iCloud」>「iCloudバックアップ」へと進みます。
2.「iCloudバックアップ」をオンにすると、iPhoneがWi-Fiに接続され、ロックされていれば、毎日自動的にバックアップが作成されます。その場でバックアップを作成したい場合は、「今すぐバックアップ」をタップします。
iPhoneのパスコードを忘れても初期化したくないときは業者に頼めばいい?
iPhoneの修理を請け負う店舗、業者の中では、iPhoneを初期化せずにパスコードのロックを解除してくれることがあります。また、iPhoneのパスコードを初期化なしで突破できるPCソフトもあるようですが、これらの使用は原則自己責任となります。
使用することで、アップルの保証対象外となるケースも少なくないので、あまりおすすめしません。先述の通り、こまめにデータのバックアップを取り、有事の際に備えておくのがおすすめです。
iPhoneのパスコードが合っているのに解除できない時はどうする?
iPhoneのパスコードが合っているのに、ロックの解除ができない場合、ソフトウエアの不具合が主な原因と考えられます。iPhoneを再起動し、再度ロックの解除を試してみましょう。
また、iPhone上でなにかのエラーが発生しており、処理をしている可能性も考えられるので、少し時間をおいてから再度ロックの解除を試みてみましょう。
※データは2023年11月上旬時点での編集部調べ。
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文/F.さとう