小学館IDをお持ちの方はこちらから
ログイン
初めてご利用の方
小学館IDにご登録いただくと限定イベントへの参加や読者プレゼントにお申し込み頂くことができます。また、定期にメールマガジンでお気に入りジャンルの最新情報をお届け致します。
新規登録
人気のタグ
おすすめのサイト
企業ニュース

酒税法改正で酒類カテゴリの購買状況はどう変化した?

2023.12.01

読売広告社は、同社の子会社であるショッパーインサイトが保有する日本最大級の食品ID-POS購買行動データベース「real shopper SM」(※)を活用。

スーパーマーケット利用者における酒税改正前後の購入状況の変化を分析することで、その影響を可視化した。
※食品スーパーのID-POSデータをもとに生鮮惣菜を含めた全ての食品購買状況を全国規模の買物客単位で分析できるデータベース

カテゴリ間の変化では「新ジャンル」→「ビール」への移行(流出)が約2.6%で最大

図1 酒類カテゴリ間の移行(流入出)
酒税改正前期間の各カテゴリ平均購入額(表側)に対する流入出量の度合

酒類カテゴリ間の購入状況の変化(流入出)について確認したところ、「新ジャンル」からは他の酒類に向けて、改正前購入額の6.3%の金額が移行(流出)した。

新ジャンル」からのカテゴリ間移行(流出)先としてもっとも大きかったのは「ビール」で、改正前購入額の約2.6%にあたる金額がビールに移行した。

「新ジャンル」にマイナス、「日本酒」にプラスの影響

図2 酒類カテゴリ別の買上増減要因の分解

酒類カテゴリ間の移行(流入出)の割合(縦軸)に加えて、各カテゴリの新規購入と購入中止についての割合(横軸)も加味して分析すると(図2)、「新ジャンル」から他酒類への移行に合わせて購入中止の増加も明らかになった。

一方で「日本酒」は、新規購入も他の酒類からの移行もプラスだったことがわかる。これにより、当データでカテゴリ別に見た場合、今回の酒税改正前後の期間では「新ジャンル」にとってマイナス、「日本酒」にとってプラスの影響がそれぞれあったことが確認できた(※)。

また、酒類合計で見た場合、横軸において購入中止の増加、つまり購入量の減少が生じていることがわかる。
※日本酒がプラスになった理由は季節要因も影響していると考えられる。

関連情報
https://www.yomiko.co.jp/

構成/清水眞希

@DIMEのSNSアカウントをフォローしよう!

DIME最新号

最新号
2024年10月16日(水) 発売

DIME最新号は「感性を磨くホテル50」、オフィスで映えるスニーカー特集も!

人気のタグ

おすすめのサイト

ページトップへ

ABJマークは、この電子書店・電子書籍配信サービスが、著作権者からコンテンツ使用許諾を得た正規版配信サービスであることを示す登録商標(登録番号 第6091713号)です。詳しくは[ABJマーク]または[電子出版制作・流通協議会]で検索してください。