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iPhoneでも使える?CMでも話題の「消しゴムマジック」の活用法

2023.12.07

スマホで手軽に写真を編集できる「消しゴムマジック」。テレビCMSNSで見聞きする機会が増えた言葉の一つだが、正しい使い方が分からない方も少なくないのではないだろうか。 

そこで本記事では、「消しゴムマジック」の機能や仕組み、使い方や利用方法を解説する。写真を加工する機会の多い方は、併せて消しゴムマジックに似た機能のアプリもチェックしてほしい。 

消しゴムマジックとは? 

まずは、「消しゴムマジック」とはそもそもどのような機能なのかを見ていこう。 

■「Google Pixel」に搭載された写真編集機能 

「消しゴムマジック」は、Googleが開発したスマートフォン「Google Pixel」に搭載された写真編集機能のこと。写真に写り込んだ人物や建物などを自動、または手動で検出し、被写体を違和感なく削除できる。 

なお、この機能はGoogle Pixel 6から採用していたが、現在はGoogle Pixel 4a以降の機種でも利用できるようになった。 

■AIによって被写体と背景の境界線を予測する仕組み 

消しゴムマジックは、選択した被写体と背景の境界線をAIが自動で予測し、写真に写り込んでしまった物や人を自動で削除する。ただし、被写体が複雑な形状をしている場合は、削除しても消し跡が目立ってしまうことがある点は注意が必要だ。背景を補正する際は、指定する範囲を最小限にするのがおすすめ。 

消しゴムマジックの機能と使い方 

消しゴムマジックの機能は、「削除」と「カモフラージュ」の2種類。どちらも画像内に写り込んだ人や物に対して用いる機能だが、それぞれ使い方が異なる。「削除」はオブジェクトを削除するのに対し、「カモフラージュ」は周囲の色を取得して目立たなくさせる方法を採用している。利用する際の手順はそれぞれ以下の通り。 

【削除機能を使う場合】 

1.Googleフォト」を開き、サムネイルから編集したい写真をタップする 

2.画面左下の「編集」をタップし、「ツール」から消しゴムマジックを選択する 

3.参照した写真の中から、削除したい部分を円で囲む、またはブラシでなぞる 

4.オブジェクトが削除できた場合は「完了」をタップし、「コピーを保存」で写真を保存する 

【カモフラージュ機能を使う場合】 

1.Googleフォト」を開き、サムネイルから編集したい写真をタップする 

2.画面左下の「編集」をタップし、「ツール」から消しゴムマジックを選択する 

3.「カモフラージュ」を選択し、適用したい部分を円で囲む、またはブラシで塗りつぶす 

4.色が取得できた場合は「完了」をタップし、「コピーを保存」で写真を保存する 

Google Pixel以外の機種で消しゴムマジックを利用するには? 

iPhoneAndroidなどの機種でも消しゴムマジックを利用することはできる。ただし、Googleが提供するクラウドサービス「Google One」に加入し、「Googleフォト」をインストールすることが必要だ。各プランの利用料金は以下の通り。 

【月額プラン】 

・ベーシック(100GB)¥250 

・スタンダード(200GB)¥380 

・プレミアム(2TB)¥1,300 

【年間プラン】 

・ベーシック(100GB)¥2,500 

・スタンダード(200GB)¥3,800 

・プレミアム(2TB)¥13,000 

消しゴムマジックに似た機能のアプリ 

最後に、消しゴムマジックに似た機能を搭載したアプリを見ていこう。 

■Adobe Photoshop Elements 

Adobe Photoshop Elements」には、「消しゴムツール」「背景消しゴムツール」「マジック消しゴムツール」の3つが搭載されている。機能の違いは以下の通り。 

・消しゴムツール 

消しゴムツール」は、ブラシで選択した部分を背景と同様の色に変更、または透過するツール。背景レイヤー、あるいは透明ピクセルをロックしている場合、削除した部分が背景色に適用される。 

・背景消しゴムツール 

背景消しゴムツール」は、ホットスポットで画像内の色を取得し、透明ピクセルに変換することができる機能。背景のみ編集したい時に便利なツールだ。 

・マジック消しゴムツール 

マジック消しゴムツール」は、画像の背景を透過させるツール。選択中のレイヤー内で隣接している色、または類似している色を削除できる。ただし、許容値の数値によっては広範囲を削除してしまう場合がある。 

■Snapseed 

Googleが開発した「Snapseed」は、「シミ除去」を用いて画像内に写り込んだシミや背景を削除できる。オブジェクトを削除する際は、画像を拡大縮小しながら行うとより正確に抽出される。ただし、密集した物や広範囲を選択するとノイズが目立ってしまうことがあるので注意しよう。 

 

※データは2023年11月下旬時点のもの。

※情報は万全を期していますが、正確性を保証するものではありません。

※製品およびサービスのご利用はあくまで自己責任にてお願いします。

文/編集部

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