KTM Japanは、MY2024 KTM 390 DUKEの予約販売開始について発表した。このMY2024 KTM 390 DUKEは、今年11月9日に日本国内導入決定を発表。
そして、11月22日から12月24日まで予約販売を実施する。予約販売期間中に予約をした先着100名には、素敵なオリジナルグッズをプレゼント。また、11月25日にAICHI SKY EXPOにて開催するKTMグループ試乗キャラバンにて、国内初お披露目をする。
MY2024にて新型となったKTM 390 DUKEは、エンジン、シャシー、スタイリングなど全てが一新された。新設計のスチール製トレリス・メインフレームにアルミダイキャスト製サブフレームを組み合わせた2ピース・フレームを採用するとともに、新しいトリプル・クランプとオフセットの見直しにより、ハンドリング特性が向上し、より優れたコントロール性と安定性を提供する。
フレームは新設計の軽量なスイングアームと組み合わされ、移設されたリア・ショックアブソーバーを囲むように配置されている。
また、ショックアブソーバーをオフセンターにマウントすることで、シート高を下げるとともにエアボックスの大型化を実現した。なお従来型よりも高さを低くしたシートは、安定性やハンドリングを犠牲にすることなく、アクセシビリティを向上させるために意図的にデザインされている。
エンジンも次世代型に進化した。LC4cと名付けられた軽量コンパクトな398.7ccの単気筒エンジンは、従来型で培った経験をもとに完全に再設計され、シリンダーヘッドやギアボックスが新たに最適化されたほか、EURO 5.2適合基準にも適合している。
エクステリアは、特徴的なエレクトロニック・オレンジとアトランティック・ブルーのカラーをラインアップし、エアインテークを強調した長いタンクスポイラー、大型のラジエターカバー、LEDポジション・ライトがパッケージを完成させている。
サスペンションは、伸側と圧側を5段階で調整可能な43 mm WP製 APEXオープンカートリッジ・フロントフォークと、伸側とプリロードの調整が可能なスプリットピストン・リアショックアブソーバーを装備し、ライダーのニーズに合わせたハンドリングの調整が可能となっている。
そして新型の5インチTFTディスプレイでは、ライドモードの選択が可能となった。デフォルト設定のSTREETに対し、悪天候時向けのRAINを選択するとスロットルレスポンスが穏やかになる。
また、TRACKではタコメーター表示の拡大や、ラップタイマー表示の追加など、サーキット走行向けのディスプレイ表示に切り替わるとともに、必須ではない情報の表示は最小限となる。
さらには、理想的なスタートをサポートするローンチコントロールが使用可能。標準装備のスーパーモトABSやコーナリングMTCもディスプレイ上で切り替えが可能となっている。
【メーカー希望小売価格】
KTM 390 DUKE 789,000円(税込)
【主要諸元】
エンジン型式:水冷4ストロークDOHC 単気筒
総排気量:398.7cc
最高出力:33kW(45PS)
最大トルク:39Nm
変速機:6速
タイヤ(F/R):110/70 R-17″/150/60 R-17″
ホイールベース:1,357mm
シート高:820/800 mm
燃料タンク容量:約15L
車輌重量:165kg(燃料含む)
カラー:エレクトロニック・オレンジ、アトランティック・ブルー
保証期間:2年間
生産国:インド
【予約プレゼント】
2023年11月22日から2023年12月24日の予約販売期間中に、KTM正規ディーラーにてMY2024 KTM 390 DUKEを予約された方先着100名に素敵なオリジナルグッズをプレゼント。
予約時に“READY TO RACEコース”または“MotoGPコース”のいずれかをご選択。各コース共に先着50名なので、希望に添えない場合もある。
■READY TO RACEコース:ピュア・ダッフルバッグ
“READY TO RACE”のロゴが印象的な45Lのダッフルバッグ。小さく折りたためる使い勝手の良さも魅力。
■MotoGPコース:MotoGP モデルバイク
MotoGPで熱い戦いを繰り広げているRed Bull KTM Factory Racingチームの1/12モデル。DUKEをはじめとするKTMのマシン開発には、レースからのフィードバックが活かされている。
※JACK MILLERモデルとBRAD BINDERモデルの選択はできない。
関連情報:https://www.ktm.com/ja-jp.html
構成/土屋嘉久