アコースティックでも電子でも演奏できるローランドのコンバーチブルドラムキット「Drum Workshop DWe」

2023.12.02

ローランドは同社が展開するアメリカDrum Workshop, Inc.（DW社）の「DW」ブランドの最新機種として、アコースティック・ドラム／電子ドラムどちらでも演奏を楽しめる世界初（※）のコンバーチブル・ドラム・キット『DWe』の発売を開始した。
※ 2023年11月20日現在、同社調べ。

高品質なシェルやシンバル、ハードウェアにローランドの電子技術が融合

『DWe』ドラム・キット・イメージ（5-Piece Complete Bundle Kit Candy Black Burst）

『DWe』のシェルは、内部のセンサー・ユニットを付け外しすることで、電子ドラムとしてもアコースティック・ドラムとしても使用が可能。

レコーディングの際にはマイクを立てる手間を省ける電子ドラムとして、ライブ演奏の際にはステージに映えるアコースティック・ドラムとして活躍が期待できる。

『DWe』センサー部

それぞれに対応する2種類のドラム用ヘッドを同梱。電子ドラムのスネア／タム用には自然な打感と静粛性を併せ持つローランドのメッシュ・ヘッドを、バス・ドラム用には、全面がメッシュ素材でありながらアコースティック・ドラム同様の演奏感を得られる、新開発のDW製ヘッドを採用している。

ハードウェアはドラマーから信頼の厚い「DW 5000シリーズ」で構成。シンバルには、チョーク奏法も可能な３ゾーン(ボウ／ベル／エッジ)、360 度センサーを内蔵したDW製メタル・シンバルを採用。打感とドラムとしての存在感を併せ持っている（※）。
※アコースティック・ドラムとして使用する際は、別途アコースティック用シンバルが必要です。

■ドラム名器のサウンドを収録したソフトウェア音源「DW Soundworks」

「DW Soundworks」画面イメージ

電子ドラムとして使用する際には、専用に開発されたソフトウェア音源「DW Soundworks」と連携する。

DW、Gretsch、Slingerlandなど、ドラムの名器のサウンドを、各ドラムの特性を熟知しているDWのエンジニアが高音質かつベストなチューニングで収録。各楽器のマイク・ミキシングやコンプレッサー、EQなどを調整して理想のサウンドで演奏することが可能だ。
※DWeの購入者は「DW Soundworks」をクラウド・サービス「Roland Cloud」からダウンロードできる。

■2種類のキット構成、5種類のフィニッシュをラインアップ

『DWe』ドラム・シェル・イメージ

『DWe』は、3シンバル／5ピース（スネア、バス・ドラム、タム×２、フロア・タム）と2シンバル／4ピース（スネア、バス・ドラム、タム、フロア・タム）の2 種類のキット構成と、5 種類のフィニッシュ（キャンディ・ブラック・バースト・オーバー・カーリー・メープル、ブラック・チェリー・メタリック、ミッドナイト・ブルー・メタリック、ブラック・ギャラクシー、ホワイト・マリーン・パール）のラインアップが用意されている。
※PC、PCスタンド、ヘッドホン、ドラム・スローンは付属しない。

■『DWe』の希望小売価格（税込）

・3シンバル／5ピース、キャンディ・ブラック・バースト・オーバー・カーリー・メープル／198万円
・3シンバル／5ピース、ブラック・チェリー・メタリック／165万円
・3シンバル／5ピース、ミッドナイト・ブルー・メタリック／165万円
・3シンバル／5ピース、ブラック・ギャラクシー／159万5000円
・3シンバル／5ピース、ホワイト・マリーン・パール／159万5000円
・2シンバル／4ピース、キャンディ・ブラック・バースト・オーバー・カーリー・メープル／170万5000円
・2シンバル／4ピース、ブラック・チェリー・メタリック／137万5000円
・2シンバル／4ピース、ミッドナイト・ブルー・メタリック／137万5000円
・2シンバル／4ピース、ブラック・ギャラクシー／132万円
・2シンバル／4ピース、ホワイト・マリーン・パール／132万円