ポイ活を語る時、避けては通れないのがマイルだ。飛行機に頻繁に乗らない人でも、日々の暮らしで貯めたポイントはマイルの足しにできる! 今回はマイルへの交換ができるポイントを貯められるカードを6つ紹介する。
01|共通ポイントはマイルにも交換できる
下表に紹介する7つのポイントは、いずれもANAまたはJALのマイルに交換可能。楽天ポイントのみ両方に交換できる。普段はポイントを貯めつつ、旅行に向けてマイルに交換するなど、うまく活用しよう。注意したいのは、マイルからポイントへの交換はほぼ等倍、ポイントからマイルへの交換は50%になる点だ。せっかく貯めたポイントをマイルに交換する時は用途を考えてからのほうがよさそうだ。
02|航空マイレージに交換できる日常使いの高還元率クレカ
マイルをより多く貯めるためには、航空会社の提携クレカを利用するのがベスト。ただ、それらのカードは年会費が高くなりがちで、あまり飛行機に乗らない人には負担が大きい。そこでプロパーカードの中から、複数のマイルへの交換プログラムを用意する、年会費が1万円程度のカードをピックアップした。なお『楽天ANAマイレージクラブカード』はANAとの提携カードだが、基本年会費無料で利用できておすすめだ。
15社のマイルに交換できる万能カード!
アメリカン・エキスプレス『アメリカン・エキスプレス・グリーン・カード』
サブスクやフードデリバリーなど、様々な優待特典付き。提携する航空会社15社へは「メンバーシップ・リワード・プラス」(年間3300円)でレートアップ。ANAマイルへは年間参加費(5500円)が別途必要。
月会費:初月無料、2か月目以降1100円 国際ブランド:Amex
【ポイント移行:メンバーシップ・リワード1Pに対して(メンバーシップ・リワード・プラスの場合)】ANA:1マイル、JAL:0.4マイル、スカンジナビア航空:0.8マイル※以降同、キャセイパシフィック航空、エティハド航空、エミレーツ航空ほか
コンビ二や飲食店などで高還元率
三井住友カード『三井住友カード(NL)』
対象のコンビ二などで、カードのタッチ決済をすると5%、スマホでのタッチ決済であれば7%のポイントが貯まる高還元クレカ。貯めたVポイントはANAを中心に3社の航空マイルに交換できる。
年会費:永年無料 国際ブランド:Visa、Mastercard
【ポイント移行:Vポイント1Pに対して】ANA:0.5マイル、フライング・ブルー:0.5マイル、ブリティッシュ・エアウェイズ エグゼクティブクラブ:0.5Avios
実質年会費無料のANA提携カード
楽天カード『楽天ANAマイレージクラブカード』
楽天カード、楽天Edy、楽天ポイント、ANAマイレージクラブの4機能を備える。200円で1マイルの「ANAマイルコース」と、100円で1ポイントの「楽天ポイントコース」を用意し、スマホでコースを変更できる。
年会費:初年度無料、2年目以降は550円(年1回以上の利用で無料) 国際ブランド:Visa、Mastercard、JCB
【ポイント移行:楽天ポイント1Pに対して】ANA:0.5マイル、JAL:0.5マイル
使うほどにポイントがアップする
ジャックスカード『ジャックスカード』
年間のカードショッピング利用合計金額に応じて、翌年のポイントが最大2倍に。クレカを使えば使うほどオトクになる。貯まったポイントはマイルのほか、ANA SKY コインにも交換可能だ。
年会費:1375円 国際ブランド:Visa、Mastercard、JCB
【ポイント移行:ラブリィポイント1Pに対して】ANA:0.6マイル、JAL:0.5マイル
マルイでオトクに利用できる
エポスカード『エポスカードVisa』
丸井グループのクレカ。年4回あるマルイとネット通販のショッピング優待期間では、買い物が10%オフに。ゴールドカードに招待されると年会費永年無料でゴールド会員になれる。
年会費:永年無料 国際ブランド:Visa
【ポイント移行:エポスポイント1Pに対して】ANA:0.5マイル、JAL:0.5マイル
39歳まで限定のオトクなクレカ
JCB『JCBカード W』
39歳までの入会で年会費がずっと無料。通常カードは0.5%ポイント還元のところが、常にポイント還元が2倍になる。Amazonやセブン-イレブン、スターバックスなどのパートナー店での利用がオトクだ。
年会費:永年無料(39歳までの入会で40歳以降も無料) 国際ブランド:JCB
【ポイント移行:Oki Dokiポイント1Pに対して】ANA:3マイル、JAL:3マイル、デルタ航空:3マイル
取材・文/綿谷禎子