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プロが厳選!投資先として有望な技術力が魅力のテック企業10選

2023.11.26PR

IT/AI/ロボット

技術力で勝負できる企業に投資するのがセオリー

 NTTが開発を進める「IOWN(アイオン)」をご存じだろうか。光技術を活用した次世代通信基盤のことだ。

「IOWNは近い将来、日本が世界のリード役になる可能性を秘めた革新的なIT技術といえます」

 と話すのは経済ジャーナリストの和島英樹さん。従来の通信インフラをはるかに超える「高速大容量」のネットワークを目指すIOWN。同時に「低消費電力」「低遅延」の実現にも取り組む。

「パソコンやスマホなどの電子機器を長時間使っていると、本体が熱を帯びてきますよね。IOWNの場合は光技術を用いるのでそれが起こらない。結果、既存の通信網と比べて消費電力を100分の1に抑えられます。膨大な電力を使うデータセンターなどで導入が見込まれるでしょう。また、映像やデータを送受信する際に遅延が生じないのも大きな特徴で、タイムラグはほぼなくなる。遠隔医療などの現場で活用されることが考えられます。マーケットは世界中に広がり、NTTが先導するわけですから、長期で保有する新NISAの投資先として第一に挙げられますね

 IOWNの実用化の見込みは2030年。決して遠い未来ではないだろう。

「ハイテク分野で優れた技術力を有する企業はNTT以外にも多数存在します。例えば、リアルタイム技術を強みとするセックという会社。同技術は、刻々と変化する状況に瞬時に反応し、連続運転するシステムの土台となるもので、自動車の自動運転や観測衛星などに使用されています。そのほか、宇宙、ロボットなどでも独自の技術を武器に成長が期待できる会社があり、投資先として見逃せません」

 今、話題の生成AIでは米国企業に目を向ける必要がある。

「生成AIの代表格、ChatGPTが登場したのは昨年11月のこと。瞬く間に市場を席巻し、利用者が爆発的に増加しているのは周知のとおりでしょう。そんな中、大躍進しているのがアメリカのエヌビディアという半導体メーカーです。生成AIはこれから本格化していくので、今後さらなる株価爆騰が待っていると思います

 日本株にしろ米国株にしろ、技術力で勝負できる企業に投資するのが鉄則。

「新NISAの場合、中長期のスタンスで投資できるのが利点です。長い目で見てその企業を応援しながら、株価と企業の成長を楽しみましょう」

和島英樹さん経済ジャーナリスト
和島英樹さん
現みずほ証券、現モーニングスターを経て、ラジオNIKKEI入社。東証記者クラブキャップ、解説委員などを歴任。20年に独立。企業トップへの取材は1000社超。近著に『1万円からはじめる 勝ち組銘柄投資』。

生成AI関連の大本命。大躍進はこれから
エヌビディア(NVIDIA)

米国株

米国カリフォルニアに本社を置く半導体メーカー。近年は生成AI関連銘柄として注目を集める。生成AIを作るためには同社の半導体設計技術が不可欠で、シェアは8割を誇る。「AIに用いられるGPUという半導体に特化しており、他社のものより性能が高い」(和島さん。以下同)

【株価(最低購入価格)】434.99ドル(434.99ドル)
【時価総額】1兆1061億1540万ドル 【配当利回り】0.04%
【優待】無 【PER】254.44倍 【PBR】49.98倍

〈WAJIMA’S SIGHT〉2023年5~7期の連結決算で過去最高の売上高135億1000万ドル(日本円で約2兆円)を記録し、株価も急騰しました。生成AI絡みの受注爆発によるものですが、これはまだ序章にすぎません。

IOWNの技術力に注目。格安の1万円台
NTT

NTTグループを統括する持ち株会社。今年5月、次世代通信基盤「IOWN」の事業化に向けた新会社を設立した。同事業で2030年に2000億円規模の売り上げを目指す。「IOWNにより、携帯電話の次世代規格『6G』で世界標準を獲得するのが狙いです。中長期の大きな買い材料になります」

【株価(最低購入価格)】179.1円(1万7910円)
【時価総額】16兆2175億6200万円 【配当利回り】2.79%
【優待】有 【PER】12.17倍 【PBR】1.71倍

〈WAJIMA’S SIGHT〉NTTは今年6月30日を基準日として1株を25分割する株式分割を行ないました。その結果、最低購入金額が1万円台となっているので、かなりお手頃といえます。

EV世界首位。ヒト型ロボットでさらなる飛躍か
テスラ

米国株

EV販売で世界トップの米国の電気自動車メーカー。CEOはおなじみイーロン・マスク氏。「EVのほか、太陽光発電システムや蓄電池、ロボットの開発など、様々なテクノロジー事業を手がけています」

【株価(最低購入価格)】250.22ドル(250.22ドル)
【時価総額】7985億7700万ドル 【配当利回り】──
【優待】無 【PER】62.59倍 【PBR】17.81倍

〈WAJIMA’S SIGHT〉昨年10月、ヒト型ロボット『オプティマス』の試作機を発表。1年経過し、進化を遂げているはず。次の発表に期待しています。

『はやぶさ2』に採用される先端技術を持つ
セック

リアルタイム技術を強みとする先端企業。自動運転、宇宙などの分野でリアルタイムソフトウェアを提供している。「宇宙分野ではJAXAの小型探査機『はやぶさ2』、H2Aロケットなどに採用されています」

【株価(最低購入価格)】3565円(35万6500円)
【時価総額】182億5300万円 【配当利回り】1.99%
【優待】無 【PER】20.29倍 【PBR】2.44倍

〈WAJIMA’S SIGHT〉リアルタイム技術を有する同業他社は存在しません。活用される分野も幅広く、優れたイノベーション企業として注目です。

手術支援ロボット『hinotori』で先行
シスメックス

神戸に本社を置く医療機器メーカー。臨床検査機器、検査用試薬の開発・製造・販売を行ない高いシェアを誇る。「国産初の手術支援ロボット『hinotori(ヒノトリ)』は海外展開も含め急ピッチで拡販する予定」

【株価(最低購入価格)】7125円(71万2500円)
【時価総額】1兆4944億7300万円 【配当利回り】1.18%
【優待】無 【PER】28.67倍 【PBR】3.71倍

〈WAJIMA’S SIGHT〉手術支援ロボ『hinotori』とNTTの次世代通信基盤『IOWN』が融合されたら、遠隔医療は大躍進するでしょう。

建設機械の遠隔・自動化ニーズに対応
日立建機

国内2位の建設機械メーカー。社会インフラや産業、住宅の整備を支える建設機械の製造、販売を行なう。「今年5月、遠隔・自動化ソリューションに対応する油圧ショベルのベースマシンの開発が発表されました」

【株価(最低購入価格)】4576円(45万7600円)
【時価総額】9843億6600万円 【配当利回り】──
【優待】無 【PER】11.87倍 【PBR】1.38倍

〈WAJIMA’S SIGHT〉人材不足が叫ばれる中、建設機械の遠隔・自動化は今後さらにニーズが高まっていくでしょう。市場の成長も大いに期待できます。

テスラ車の自動化工作機械でリード
DMG森精機

世界最大手の工作機械製造会社。高いシェアを持つ5軸加工機や複合加工機で強みを持っている。「5軸加工機や複合加工機の活用により、自動車などの製造現場の工程集約、自動化を実現しています」

【株価(最低購入価格)】2612円(26万1200円)
【時価総額】3289億9100万円 【配当利回り】3.06%
【優待】無 【PER】9.78倍 【PBR】1.23倍

〈WAJIMA’S SIGHT〉テスラはEV生産に同社の5軸加工機を使っています。日本の自動車メーカーからも引き合いが多数あるようです。

民間企業として世界初の月面着陸の偉業へ
ispace

月面着陸を目指す宇宙開発ベンチャー。着陸成功後は月面調査を行ない、月への荷物輸送や月面のデータ取得のサービスを確立する計画。「今年4月の月面着陸は失敗に終わりましたが、来年にも挑戦が控えています」

【株価(最低購入価格)】1401円(14万100円)
【時価総額】1148億6200万円 【配当利回り】──
【優待】無 【PER】── 【PBR】47.49倍

〈WAJIMA’S SIGHT〉前回の挑戦では10項目のミッションのうち8項目は成功しており、来年の挑戦は期待できます。成功したら民間初、世界初の偉業。

産業用ドローン専業企業。画像処理技術に強み
ACSL

世界で初めて上場したドローン専業メーカー。国産産業用ドローンの製造・販売・サービスの提供を行なう。「画像処理技術による屋内自律飛行を強みとします。国土交通省の型式認証を取得する点でも優れています」

【株価(最低購入価格)】1215円(12万1500円)
【時価総額】155億6900万円 【配当利回り】0.0%
【優待】無 【PER】── 【PBR】6.61倍

〈WAJIMA’S SIGHT〉ドローンで先行する中国の製品は安かろう悪かろうが否めない。対して品質に優れ、付加価値も高いので需要増が期待できます。

工場の自動化実現装置とロボットが強み
ファナック

工場の自動化設備に特化した電気機器メーカー。工作機械用「NC(数値制御)装置で世界トップ。「工作機械を使った工場の自動化を実現するには同社の数値制御装置が欠かせません」

【株価(最低購入価格)】3867円(38万6700円)
【時価総額】3兆8878億8700万円 【配当利回り】──
【優待】無 【PER】32.58倍 【PBR】2.26倍

〈WAJIMA’S SIGHT〉ロボットの開発も行ない、産業ロボットでは高いシェアを誇ります。特にスマホを作るロボットに強みがあります。

取材・文/百瀬康司

※データは2023年9月28日時点。米国株のみ同年10月2日時点。配当利回りの「―」は無配。

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