ビックカメラやヨドバシカメラでおなじみ「10%ポイント還元」。しかし、決済時のちょっとしたひと手間で、さらにポイントが付与できることをご存じだろうか。大手家電量販店の特徴から思わぬ落とし穴までを解説する。
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DIME2024年1月号
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【DIMEの結論】ポイント還元率が落ちない楽天Edy決済が最強!
楽天Edyは全国120万か所以上の加盟店で使える電子マネー。通常、ビックカメラやヨドバシカメラでは、他社のクレジットカードやコード決済で支払う際に店舗のポイント還元率が2%落ちてしまう。しかし楽天Edy払いなら還元率を下げずに楽天ポイントまで獲得できてしまうのだ!
ビック&ヨドバシ店舗ポイントを減らさず携帯キャリア系の共通ポイントを一緒に獲得できるのはこの支払い方法だけ!
「合計11%分還元」を実現する方法は、家電量販店のポイントカードを提示し、10%還元対象とした後、あらかじめ楽天カード経由でチャージ(入金)しておいた「楽天Edy払い」で決済するだけ。楽天カードでのチャージも、楽天Edy払いも、それぞれ200円ごとに1ポイント(100円当たり0.5%分)の楽天ポイントが貯まるので、計1%分は楽天ポイントとして獲得できる。おサイフケータイ対応スマホなら「楽天ペイアプリ」内で楽天Edyへのチャージが可能だ。
店舗のクレジットカードでさらなるポイントを狙うのも賢い選択!
ビックカメラは10%に加えて別のポイントが貯まる!
「ビックカメラSuicaカード」はSuica内蔵の提携クレジットカード。Suicaにチャージをすると1.5%のJREポイントが貯まるうえ、ビックカメラの買い物ではSuica払いでも10%還元なので計11.5%獲得できる。
ヨドバシカメラは最大11%に!
ヨドバシカメラで提示すると10%還元の「ゴールドポイントカード」にクレジット機能をプラスした提携カードが「ゴールドポイントカード・プラス」。ヨドバシグループでクレジット払いすると最大11%ポイント還元に!
店舗のポイント還元率をできるだけ下げない戦略が基本
かねてより家電量販店では、店舗独自のポイントプログラムを導入し、オトクに購入できるメリットを買い物客に提供し続けてきた。
そのような背景から、家電量販店におけるポイ活の基本は、店舗のクレジットカードを発行して支払う、またはポイントカードを提示して現金で支払うことによって、各店舗の独自ポイントを最大限得られるようにすることだ。
ただし、一部の店舗では上で紹介している楽天Edyのような〝奥の手〟が使える。同様の支払い方は、Suicaをはじめとする交通系の電子マネーも対応し、店舗のポイントが10%のまま。交通系のJREポイントを貯めている人は実践してみるといいだろう。
〈賢者のウラ技〉ANAクレカで両取りを実践!
主に利用するのはANAマイル特約店のヤマダデンキ LABI。ANAクレカのポイントとマイルを両方貯めています。(家事アドバイザー 矢野きくのさん)
〈賢者のウラ技〉ネット店舗も要チェック!
ネット店舗の買い物で貯めるのも手。「ヨドバシ.com」はほかの通販サイト並みに配送が便利なのでよく利用します。(ファイナンシャルプランナー 山崎俊輔さん)