ネットショッピングといえば、楽天、Amazon、ヤフーの3強だが、ヤフーは、2019年から統合までPayPayとヤフーの両ブランドで通販サイトを運営していた。ポイントサービスがPayPayポイントに統一される中、ネット通販をヤフーブランドにしたのはなぜだろう。
さらに発売中のDIME最新号では家電量販店やスーパー、ふるさと納税などで使える得するポイントのウラ技を紹介していますので是非チェックしてみてください!
***********************
DIME2024年1月号
価格790円(税込)
◆Amazonでの購入はこちら
◆楽天ブックスでの購入はこちら
***********************
◆詳細情報はこちら
PayPayではなくヤフーの復活に乗り出した
ネット通販サイト「Yahoo!ショッピング」を筆頭に、旅行やホテルなど様々なサービスをオンラインで予約できるショッピング領域では、〝ヤフー〟ブランドに統一していく動きが見られる。2019年に決済アプリPayPayの登場により、「PayPayモール」や「PayPayフリマ」という自社競合ともいえるべき通販サイトをリリースし、1999年から続く古参のYahoo!ショッピングがいよいよ消滅するのでは? と噂されることもあったが、そうはならなかった。
「これは、国内ネットショッピングの雄である楽天と戦うには、ヤフーとPayPayどちらが良いか考えた結果でしょう」(鈴木さん)
一方、ショッピングの促進につながるクーポンは、ヤフー、PayPay、LINEのそれぞれで、アプリやシステム別に紐づく形で、ネット通販とリアル店舗用とも混在して配られている状況にある。ユーザー目線では、統一クーポンのほうがわかりやすいのは確かだが、様々な商品・サービスに出会えるきっかけに、様々なシーンでクーポンをもらえる世界も捨てがたい。
【ショッピング】ショッピングもオークションもフリマも〝Yahoo!〟
LINEヤフーの公式報道のとおり、PayPayモールはYahoo!ショッピングに統合され、PayPayフリマはYahoo!フリマへと名称変更になり、この領域のPayPayブランドは消滅した。一方、「ZOZOやアスクルはそれ単体のブランド力が強く、弱体化しない限り名称変更や廃止の可能性は低い」(鈴木さん)。LINEとの競合について「現時点、LINEショッピングの廃止や統合予定はありません。今後LINEアプリ内でYahoo!ショッピングが利用できるよう検討中です」(LINEヤフー広報)。
〝PayPay経済圏〟の住人に欠かせないショッピングモール
決済でPayPayやPayPayカードを主に利用できるショッピングモールのメインブランドが〝ヤフー〟という建て付けになっている。
ショッピングサービスの一覧
様々なサイト名にヤフーを冠する。「PayPayアプリからZOZOやLOHACOが使えます」(LINEヤフー広報)と、ヤフーブランド外へと独立するわけでもない。