LINEヤフーが運営するスマートフォン専用のリサーチプラットフォーム「LINEリサーチ」は、日本全国の15~64歳までを対象とした映画館に関する調査(映画館に行く頻度、誰と映画館に行くのか)を実施。結果をグラフと図表にまとめて発表した。
映画館に行って映画を観る頻度は「数年に1回以下」の人が約3割
映画館に行って映画を観ることがあるかを聞き、あるという人には、どのくらいの頻度で観るかを質問した。
映画館に行って映画を観る頻度は「数年に1回以下」が約3割でもっとも高く、次いで「4か月~半年に1回くらい」「1年に1回くらい」という結果になった。「1か月に1回以上」「2~3か月に1回くらい」観る人は、いずれも1割前後だった。
年代別にみると、若年層は映画館に行って観る割合が高い傾向となっている。20代では、割合は高くないものの「1か月に1回以上」観る人が1割超、「2~3か月に1回くらい」も約2割。それらを合わせた【3か月に1回以上】観る人の割合が3割超となり、他の年代と比べて高い割合となっている。
「2~3か月に1回くらい」の割合は、10代でも1割台後半と高い結果となった。また、10代では「4か月~半年に1回くらい 」の割合も3割超と高く、20代も2割台後半と、若年層で高い傾向がみられた。
「1年に1回くらい 」観る人の割合は、年代による大きな差はみられなかった。「数年に1回以下」観る人の割合は30代以降で3割超となり、40代でもっとも高い結果が得られた。
「まったく観ない」という人の割合も、年代が上がるほど割合が高くなる傾向にあるが、男女別では、大きな差はみられなかった。