「毎月のおこづかい額に満足している」43%、60代以上女性では52%
全回答者(1,000名)に、現在のおこづかい額に満足しているか聞いたところ、「満足している」は42.5%、「満足していない」は25.5%、「どちらともいえない」は32.0%となった。
男女・年代別にみると、現在のおこづかい額に満足している人の割合は、男女とも60代以上(60代以上男性43.0%、60代以上女性52.0%)と30代(30代男性43.0%、30代女性50.0%)で高くなった。
昨年の調査結果と比較すると、現在のおこづかい額に満足している人の割合は、男女とも20代で下降幅が大きく、20代男性では16.0ポイントの下降(2022年51.0%→2023年35.0%)、20代女性では18.0ポイントの下降(2022年62.0%→2023年44.0%)となった。新型コロナの5類移行後、若年層には、レジャーや友人との交流に使えるお金が足りないと感じる人が増えているのではないだろうか。
「へそくりをしている」夫の45%、妻の48%
パートナーに内緒で“へそくり”をしている人はどのくらいいるのだろうか。
全回答者(1,000名)に、パートナー(夫・妻)に隠して蓄えているお金(へそくり)について聞いたところ、へそくりをしている人の割合は全体で46.2%となり、男女別にみると、男性44.6%、女性47.8%となった。
昨年の調査結果と比較すると、へそくりをしている人の割合は、2022年50.5%→2023年46.2%と4.3ポイント下降した。男女別にみると、男性では7.4ポイントの下降(2022年52.0%→2023年44.6%)となった。
へそくりをしている人(462名)に、へそくり額を聞いたところ、平均は233万円となった。男女別にみると、へそくり額の平均は男性152万円、女性309万円となった。
昨年の調査結果と比較すると、へそくり額の平均は、全体では2022年181万円→2023年233万円と、52万円増加した。男女別にみると、女性では76万円の大幅増加(2022年233万円→2023年309万円)となった。値上げラッシュで経済的な不安が高まるなか、将来リスクに備えるためにへそくりを増やした女性が多いのではないだろうか。