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ドリフトキングの土屋圭市さんもビックリ!ヒョンデがドリフトできるEV「IONIQ 5 N」を公開

2023.11.28

改良されたPower Electronics、強化されたバッテリー冷却と回生ブレーキにより「Racetrack Capability」を実現

IONIQ 5 Nは、様々な技術革新により高性能電気自動車として「Racetrack Capability」が際立っている。すべては、ドライバーに究極のサーキット走行体験を提供するために設計されている。

IONIQ 5 Nの心臓部は毎分21,000回転という驚異的な回転数を誇るハイパワー電気モーターが2つ。これらの電気モーターは、最高出力478kW/650psという圧倒的なパワーを発揮。

このパフォーマンスをさらにスリリングなものにしているのが「Nグリン・ブースト」機能で10秒間、段階的にパワーをブーストし加速と興奮を高めてくれる。

さらに素早くパワフルな発進を実現するため、IONIQ 5 Nはトラクション・レベルを3段階に設定できる「Nローンチ・コントロール」を搭載している。これにより、ドライバーは常に理想的なスタートダッシュを切ることができる。

またサーキットでのパフォーマンスをさらに高めるため、IONIQ 5 Nはラップごとのバッテリー消費量を自動的に計算するシステム、トラックSOC(充電状態)を導入した。サーキット走行中、車両のパフォーマンスを監視・管理する必要があるドライバーにとっては貴重なツールとなる。

そしてピーク時の電力効率を維持するため、IONIQ 5 Nは高度なバッテリー熱管理を採用している。過度の熱による出力劣化に耐えるように設計され、冷却エリアの拡大、モーターオイルクーラーの改良、バッテリー冷却器などを備えたシステムになっている。

また、バッテリーと電気モーター用に独立した冷却ラジエーターを追加することで、過酷なサーキット走行条件下でも性能劣化が起こりにくくなっている。

加えて車両のエネルギー使用量を細かく調整したいドライバーのために、IONIQ 5 NにはN Race機能が用意されている。ボタン操作ひとつでドライバーはフルパワーの発揮を優先する「スプリント」モードと、ピークパワーを制限することでサーキットでの走行距離を伸ばす「エンデュランス」モードのいずれかを選択できる。

これにより、正確なエネルギー管理と状況に応じた理想的なパフォーマンスを発揮することが可能になる。

またIONIQ 5 Nは、サーキット走行に必須な優れたブレーキ性能を実現するために、Nチューンド・ブレーキを採用している。4ピストンモノブロックキャリパーには、400mmのフロントディスクと360mmのリアディスクが組み合わせられている。

これらコンポーネントには軽量素材が採用されるほか、空気を整流してブレーキの冷却効率を高めている。

通常は効率化のために利用される回生ブレーキシステムですが、Nブレーキ・リジェンはブレーキ性能を高めるために再構築されている。

回生ブレーキが主な制動力を発揮し、機械式ブレーキは必要に応じて補助的に作動させることでサーキットにおける耐久性を確保。IONIQ 5 NのNブレーキ・リジェンは最大0.6Gという優れた減速力を誇り、制動力において新しい基準を打ち立てている。

ダイナミックでエモーションを捕らえるドライビング体験を提供

Everyday Sportscarとして設計されたIONIQ 5 Nは、とにかく運転が楽しい電気自動車。ドライバーの運転体験を向上させるために設計された様々な技術革新によって実現された。

中でも重要な機能は、パワー供給を正確に制御し、ギアシフトを模倣する N eシフト。この機能は、内燃式エンジンを搭載したNブランド車に搭載されている8速デュアル クラッチ トランスミッションの感覚を忠実に再現し、よりインタラクティブなドライビング体験を生み出す。

さらにドライビング・エクスペリエンスをさらに高めるため、IONIQ 5 NにはNアクティブ・サウンド+が搭載され、N eシフトを補完する未来的なEVサウンドに加え、内燃エンジンのようなエンジン音や排気音を提供する。

聴覚要素の組み合わせにより、全体的なドライビング・エクスペリエンスに厚みが加わる。

またIONIQ 5 Nの特徴は、Nアクティブサウンド+によって3つの異なるサウンドテーマを提供できること。「イグニッション」はNの2.0Tエンジンサウンドを模倣し、「エボリューション」はハイパフォーマンスサウンドを、そして「スーパーソニック」は戦闘機の音にインスパイアされたコーナリング中の可変音量を提供する。

これらのサウンドテーマは、ドライビング・エクスペリエンスをより魅力的なものにするだけでなく、ドライバーが聴覚体験をパーソナライズすることを可能にする。

そしてヨーロッパのドライバー向けには、Nロードセンスと呼ばれる機能を提供。この革新的なシステムは二重カーブの道路標識を検出すると、自動的にNモードの作動を推奨。

これにより道路状況に合わせて車両の設定が最適化され、よりダイナミックでエンゲージングなドライビング・エクスペリエンスが提供される。

さらにIONIQ 5 NはV2L(Vehicle-to-Load) 機能を有しており、車両の電源がオフになっている場合でも、高電圧バッテリーに蓄えられた電力を使用して、様々なデバイスを充電したり電力供給したりすることができる。

IONIQ 5 Nは走行だけでなく、動力源として多様な用途に使用できる実用性も兼ね備えている。

スポーティさとサーキット走行のポテンシャルを際立たせるデザイン

IONIQ 5 Nのエクステリアは、パフォーマンスの高さとサーキット走行におけるポテンシャルを予感させるデザイン要素とプロポーションの変更が施されており、標準のIONIQ 5とは一線を画した、スポーティさを強調している。

標準のIONIQ 5と比較すると車高は20mm低く、車幅は大径タイヤに合わせて50mm広く、全長は80mm長くなっている。フロントマスク(Nマスク)内のグラフィック・フェイシアには、冷却効果を高める機能的なメッシュ、エアカーテン、エアフラップが組み込まれている。

リップスポイラーは、車両の低いスタンスとパフォーマンス志向のデザインを際立たせている。ブラックのフロントバンパーに施された「ルミナスオレンジ」のアクセントは、サイドスカートにも続いており、サーキットにふさわしい外観に貢献。21インチの鍛造アルミホイールには、ハイグリップな275/35R21サイズのピレリP-ZEROタイヤが装着されている。

また、専用のウイングタイプスポイラーとリアディフューザーが空気の流れをコントロールし、空力性能を最適化。リアハッチには、チェッカーフラッグのリフレクターグラフィックが施されたN専用のブラックバンパーカバーとリアウィンドウ・ワイパーを装備し、実用性を高めている。

インテリアでは、IONIQ 5 NはNシリーズの特徴的なデザイン要素をシームレスに統合し、サーキット走行に適したスタイルと機能性を兼ね備えている。

Nステアリング・ホイールは新デザインで、初めて「N」のロゴが目立つようになった。このステアリング・ホイールにはNボタンが装備され、ドライバーは好みのドライブ・モードを選択したり、組み合わせをカスタマイズしたり、自分だけのドライビング・エクスペリエンスを満喫することができる。

Nグリン・ブースト・ボタンは、加速とドライビングの楽しさを最大化するためのボタンとなる。そして配置が最適化されたパドルは、N eシフトとNペダルの機能を作動させる。

センターコンソールはサーキット走行用に最適化され、ニーパッドやすね当てが装備されている。USB Cポート、ワイヤレス充電、カップホルダーなど日常的な設備も充実。強化ボルスター付きのNシートは、コーナリング時や横方向への加速時に乗員の身体をしっかりサポートする。

また着座位置が低められたシートは、ハイパフォーマンスなドライバビリティを求めるユーザーにとって理想的なものであり、Nのエンブレムがフロントシートとリアシートの両方にあしらわれ、フロントにはウェルカムライティングが設置されている。

ツートーンカラーのデザインテーマはリアシートにも及んでおり、まとまりのあるインテリアを実現している。インテリアは、ドアシルプレート、メタルペダル、フットレストにチェッカーフラッグをあしらい、サーキットにインスパイアされたデザインで統一されている。

そしてリサイクル可能なペープレット・ドア装飾ガーニッシュ、サトウキビから作られたBIO PET糸、ペットボトルから作られたリサイクルPET糸、サトウキビから作られたBIO TPO、エコ加工レザー、リサイクルタイヤ用顔料塗料、リサイクルされたポリアルカンタラ・シートカバークロスなど、サステナブルな素材がインテリアの随所に取り入れられている。

インテリアのサステナビリティを高めるだけでなく、サーキットにインスパイアされた全体的なデザインとキャビンの機能性を高めている。

【主要諸元】

関連情報:https://www.hyundai.com/jp/

構成/土屋嘉久

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