職場忘年会が必要な理由は「コミュニケーション」、不要理由は「交流を飲み会に限る必要ない」が1位
回答者全体の1,037人に職場での忘年会の必要性を聞くと「必要ない派」が50.3%で過半数を占め、内訳は「全く必要ない」21.6%、「必要ない」14.7%、「どちらかといえば必要ない」14.0%となった。
同回答者に忘年会で不要だと思うことを聞くと、「部下が上司にお酒を注ぐ」が48.6%で最多となり、次いで「グラスが空いた人に次の飲み物を聞く」が43.3%、「席順を気にする」が39.0%。
回答者全体の1,037人に今後忘年会を開催する企業は増えると思うかを聞くと、「増えると思う派」の予想は71.1%で過半数を占め、内訳は「とても増えると思う」22.7%、「増えると思う」23.6%、「どちらかといえば増えると思う」24.8%となっている。
同回答者に今後の日本の忘年会文化の必要性を聞くと、「必要だと思う派」は52.7%で過半数を占め、内訳は「とても必要だと思う」14.8%、「必要だと思う」12.2%、「どちらかといえば必要だと思う」25.7%であった。
忘年会文化が必要と回答した546人にその理由を聞くと「職場の人とコミュニケーションが取れるから」が53.1%で最多となり、次いで「普段関わらない人と交流ができるから」が43.0%、「職場の仲間への労い」が20.9%という結果に。
忘年会文化が不要と回答した491人にその理由を聞くと「交流を飲みの場にこだわる必要がないと思うから」が46.4%で最多となり、次いで「経済的な負担になるから」が42.8%、「プライベートを優先したほうがいいと思うから」が38.7%と、上位3つの回答を占めた。
コロナ明けの職場忘年会の必要性ついて、賛否が分かれるコメントが見られたので一部を紹介しよう。
■賛成派
・リモートだけでは人間関係を構築しにくかったので、オフラインの忘年会には参加していきたい
・コロナ禍に社会人になったので、忘年会などお酒の席に憧れがある。むしろ積極的に行きたい
・長らくコロナで開催がなかったがやはり1 年の締めくくりとして忘年会はあった方が良いと思う
・リモートが増えてからは忘年会などで職場の人と交流しないと、馴染みにくいと痛感
・飲み会全体が少なくなっているのでオフラインで交流する場として参加したい人がするのは良い
■反対派
・近年忘年会がなく、その間に必要性を感じなくなった。職場の忘年会は気疲れするのでもういいかも
・強制参加の風習があり、コロナ期間のおかげで解放された気分だったので職場の忘年会はなくて良い
・コロナ禍でプライベートの時間を大切にするようになった。職場でやる必要性は昔より感じない
・会社の忘年会は残業扱いにしてほしい。飲み会以外にも交流の方法はあるのではと思います
・コンプライアンスやハラスメントが問題になりやすいのでお酒が入る忘年会は事故の元とも言える
調査概要
調査対象者:現在職を持つすべての社会人、JobQ Town(ジョブキュータウン)登録者
調査条件:全国 / 男女 / 20~50代
調査期間:2023年11月1日~11月6日
有効回答数:1,037人(男性6 / 女性4)
調査方法:インターネット調査
関連情報
https://job-q.me/articles/15454
構成/Ara