湯船かシャワーか、お風呂時間の楽しみ方はライフステージの影響あり
お風呂に対しての思い入れやお風呂時間の楽しみ方を自由回答で教えてもらったところ、「実家暮らしのときは湯船につかるのが当たり前だったけど、一人暮らしのときはシャワーがメイン。さらに結婚したり、子どもができたりすると、また湯船につかるようになる」という人が多くみられる。
また、年代によって割合に違いこそあるものの、幅広い年齢層がスマホを持ち込んでじっくり湯船につかるのを楽しみにしているようであった。
■結婚や育児で入浴習慣も変わる
・結婚前は毎日入る習慣はなかったが、結婚後は「毎日入るのが当たり前」と言われて入るようになった。(男性・60代)
・子供が生まれるまで、湯船につかることがなかったけど、子どもを入浴させるために自分も毎日入るようになった。今では癒し時間。(女性・20代)
・海外生活ではシャワーしかない家も多かったが、家族ができてからはバスタブがあることが借家を探す条件になった。お湯が出ないことも多く、鍋でお湯を沸かしてそれを子ども達のいるお風呂に運ぶのがパパの役割だった。(男性・40代)
・実家にいるときは毎日湯船につかって、仕事の疲れを癒やしていたが、結婚し、子どもが2人になり、時間がなくなったことでシャワーの日も多くなった。たまに湯船に入れる日は、考え事やマッサージ、リラックスをして、湯船のありがたさを感じる(女性・50代)
・家族の入浴時間がバラバラで浴槽を使わずシャワーだけになった。 浴槽の掃除を毎日しなくて良いので楽だなとは思う。(女性・40代)
■一人暮らしはシャワーが当たり前に
・一人暮らしを始めてシャワーだけが当たり前になった。年に一度の温泉旅行が唯一の湯船を楽しむ機会。(女性・40代)
・一人暮らしでユニットバスの物件に住むことが多くて湯船に入る習慣がなくなった。ときどき行く温泉で湯船を満喫する。(女性・40代)
・実家に住んでいたときは毎日湯船につかるのが当たり前だと思っていたが、一人暮らしを始めてからはシャワーのほうが手軽だと思うようになった。(女性・30代)
湯船でもスマホが手放せない!
・汗をかきたいので湯船につかりながらスマホで漫画を見たりSNSをみたりしています。(女性・30代)
・スマホを持ち込んでゲームをするようになった。(男性・40代)
・たくさん用意している入浴剤コレクションの中から、毎日どれを入れようか考えている時が楽しい! 湯の色や香りで癒される。そしてスマホで映画を観る時間が至福の時。(女性・30代)
・ふだんはシャワーだが、ゆっくり湯船につかりたいときはキャンドル型ライトなど暗めの照明、入浴剤代わりに花の香の香水を湯船に一吹き。ジップロックに入れたスマホからリラクゼーション系の音楽をかけてスパのような雰囲気にしている。(女性・40代)
・お風呂に入っているときも時間が有効的に使えるようにと、スマホを持ち込んで、あれこれ検索したり情報を見たりしている。しかし、真の意味での疲労回復にはならないのでやめようかと思うようになった。(女性・60代)
■コロナの影響で湯船はマスト
・コロナ禍以降、外出するとどれだけ疲れていても風呂に入らなければ気持ち悪く感じるようになった。(女性・20代)
・コロナ禍で銭湯に行く事がなくなり自宅のお風呂に入る回数が増えた。(女性・40代)
・コロナ禍以降、サウナに行けなくなったので、かわりに自宅で湯船につかるようになった。(男性・60代)
調査概要
調査機関:株式会社プラネットによる調査企画をもとに、株式会社ネオマーケティングにて「入浴」に関する意識調査を実施
期間:2023年9月6日~11日、インターネットで4,000人から回答を得ている
※回答率(%)は小数点第2位以下を四捨五入し同第1位までを表示している。そのため、内訳の合計と表示値が異なる場合がある。
関連情報
https://www.planet-van.co.jp/
構成/Ara