リンゴやねぶた祭りで有名な青森県。同県に住む人の幸福度が高く、住心地のいいと考える街はどこなのだろうか。
大東建託は、青森県居住の20歳以上の男女、7,406名を対象に過去最大級の居住満足度調査を実施、「街の幸福度 & 住み続けたい街ランキング2023<青森県版>」として集計したので、結果をお伝えしよう。
街の幸福度1位は「住みここち」でも上位の「上北郡おいらせ町」
1位は上北郡おいらせ町で、「住みここち」2位、「住み続けたい街」4位を獲得していた。青森県南に位置し、比較的雪が少ない住みやすい地域で、県内でも数少ない人口が増加している町でもある。
2位は南津軽郡藤崎町で、「住み続けたい街」「街に愛着がある」2位、「街に誇りがある」3位、「住みここち」4位と、各ランキングで上位に入っていた。
3位は2年連続で上北郡六戸町。自然豊かな六戸町は、青森県南の八戸市、十和田市、三沢市を結ぶ三角形のほぼ中心に位置しており、それぞれの市中心部まで15~30分と通勤や買い物に便利で、子育てしやすい環境にあることから、若い世代を中心に移住社が増えている。
トップ10内では、昨年は累計回答数が50名未満でランキング集計対象外だった北津軽郡鶴田町が8位となっていた。
住み続けたい街1位は3年連続で弘前市、2位は南津軽郡藤崎町、3位は2年連続で三戸郡南部町
1位は3年連続で弘前市で、「住みここち」「街に誇りがある」「街に愛着がある」でも1位、「住みたい街」3位と各ランキングで高評価を得ていた。
城下町ならではの歴史情緒あふれる弘前市は、春のさくらまつり、夏のねぷたまつり、秋の弘前城菊と紅葉まつり、冬の弘前城雪燈籠まつりなど、四季の移ろいを楽しむイベントが豊富にある。
2位は昨年9位の南津軽郡藤崎町で、「街の幸福度」でも2位など各ランキングで上位に入っている。世界一の生産量を誇るりんご「ふじ」発祥の地であり、町中にはりんご畑や田園など豊かな自然が広がり、のどかで住みよい町だ。
3位は2年連続で三戸郡南部町で、「街に誇りがある」2位、「街に愛着がある」3位の街でもある。
幸福度や住み続けたい街以外の各種ランキング順位は以下の通り。TOP11ランク外では、平川市が、「街に誇りがある」で4位、五所川原市が、「街に愛着がある」4位となっている。
調査概要
調査方法:株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
回答者: 青森県居住の20歳以上の男女、7,406名を対象に集計。
調査期間
2023年2月17日(金)~3月15日(水): 2023年調査(回答者数: 1,892名)
2022年3月8日(火)~3月29日(火): 2022年調査(回答者数: 1,776名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火): 2021年調査(回答者数: 1,670名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金): 2020年調査(回答者数: 1,365名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月): 2019年調査(回答者数: 703名)
計7,406名
関連情報
https://www.eheya.net/sumicoco/
構成/Ara