AIRPAQ(エアパック)「AIRPAQ バックパック」
ドイツ生まれの「AIRPAQ」は、車の廃材を再利用してじつにユニークなバッグを製作するブランド。使用するのは、車の部品工場から回収したB級品のエアバッグやシートベルト、そしてスクラップヤードから回収したバックル。洗浄したエアバッグに染色を施し、同じく洗浄したシートベルトやバックルと組み合わせて、バックパックに転生させた。独特な風合いやデザインも面白いが、もともとドライバーの安全を守るために作られたパーツを使うので、耐久性も折り紙付きだ。
捨てられてしまう廃材を再利用するという取り組みの意義もさることながら、まったく同じものは2つとないという、唯一無二のバッグが持つ魅力も堪能したい。
メインコンパートメントの開口部は丸めてバックルで留められる。防水性を高める構造で、デザインのアクセントでもある。
背中が当たる部分は、B級品として実際には使われなかったシートベルトを再利用し、市松模様に編み込んでいる。
実際に自動車に取り付けられ、使用されたバックルを徹底的に洗浄してバッグの部品として使っている。
内部には13インチのノートPCが収納できるポケットを搭載。機能面も考慮した設計がなされている。
ヨーロッパのスクラップヤードと自動車の部品工場から、廃棄予定のパーツを回収して再利用している。
AIRPAQ(エアパック) 「AIRPAQ バックパック」27,280円
約縦39×幅28×マチ幅15cm、約1.2kg。容量は約15~20L(ロールトップ部分で可変)。ナイロンほか。主室内部にオープンポケット×2、ファスナーポケット×1、13インチPC収納可能ポケット×1、前面に内部アクセスポケット×1(フロントシートベルト裏)。側面にオープンポケット×1(ペットボトル収納可)、背面にファスナーポケット×1。メーカー保証1年。ルーマニア製。
※素材の特性上、使用中の摩擦や濡れた状態での接触により色移りすることがあります。
※廃材を再利用するため、色、表面のシワ感、バックルの種類などに個体差があります。
※また、本体生地内にエアバッグの品質管理用バーコードが印字されていることがあります。
文/DIME編集部