TAKEDA DESIGN PROJECT(タケダデザインプロジェクト)
「Primario スマートフォンスタンド」
精密に削り出され、研磨された、金属製のオブジェ。これは日本有数の金属加工の街である新潟県燕三条の金属メーカー「タケダ」が、プロダクトデザイナー・秋田道夫氏とともに立ち上げた「タケダデザインプロジェクト」の製品だ。「シンプルとは、豊かな気持ちと余裕がなければ成立しない贅沢なカタチ」という考えのもと、時代や流行に左右されないモノ作りを目指したプロジェクトである。
アルミニウムを削り出した『レターカッター』(別売商品)は、溝の内部に刃が備わり、封筒を溝に差し込んでスライドさせると、封筒の片面の端だけに切れ目が入る。
そのままでもオブジェのように見える支柱にキーホルダーをかけておけば、鍵の行方不明も防げる。
『Calen-Bar』(別売商品)は、アルミニウムを削り出したポールに月と日にちが刻まれており、シリコンゴムのリングを動かして月日を設定するしゃれた万年カレンダー。曜日を記したダイヤルも備わる。
スマートフォンのほか、タブレット端末も立てかけられるステンレス製スタンド。支柱はキーホルダーなどをかけておくのに便利だ。
二つの半球を溶接した球体と支柱・台座からなる『スマートフォンスタンド』はメタリックな輝きがじつに美しい。
金属ならではの重厚感とクールさが男心を刺激する、オブジェとしても楽しめる実用品である。
TAKEDA DESIGN PROJECT(タケダデザインプロジェクト)
「Primario スマートフォンスタンド」13,200円
約幅10×奥行き10×高さ5.4cm、約324g。本体はステンレス、底面滑り止めはポリウレタン。本体・支柱端面はステンレス研磨仕上げ、支柱側面はブラスト仕上げ。日本製。
文/DIME編集部