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Unityがゲームのコンテンツ制作を簡素化するAI機能「Unity Muse」の早期アクセスを提供開始

2023.11.27

Unity Technologiesは、年次カンファレンス「Unite 2023」で、ゲーム開発者がビジョンを実現し、ゲームを成功させるためのサポートを強化するために設計された新しいAIイノベーションとプラットフォームを発表した。

これには、コンテンツ制作を簡素化する一連のAI搭載機能「Unity Muse」の早期アクセスの提供、2024 年にリリースされる次期LTS「Unity 6(旧名 2023 LTS)」の公開、開発者が異なるプロジェクトやパイプラインにわたるコンテンツを整理するのに役立つコネクテッド製品やサービスのプラットフォーム「Unity Cloud」の発表などが含まれる。

次期LTS「Unity 6」も発表!

Unityは今年初めに、AIを搭載したプラットフォーム「Unity Muse」と「Unity Sentis」のクローズドベータ版の提供開始を発表したが、今回「Unity Muse」の早期アクセスを開始。「Muse Chat」「Muse Sprite」「Muse Textures」といったコンテンツ制作を簡素化することを目的とした機能を提供する。

なお、「Muse Chat」ではUnityに関する最新情報やUnityのリソースを入手し、実用的なコードを取得することができ、「Muse Sprite」では2Dスプライトと複数のバリエーションを作成することが可能。「Muse Textures」では高品質の2D・3D対応テクスチャを生成できる。

「Unity Muse」は、スタンドアロン製品として月額30ドルで利用可能。サブスクライバーは、開発者がコードなしでキャラクターを動かすことができる「Muse Animate」、キャラクターのインタラクションを設定できる「Muse Behavior」、ラピッドプロトタイピングとチームコラボレーション用3Dキャンバスの「Muse Sketch」など、今後提供される機能にも優先的にアクセスできる。

「Unity Sentis」(現在オープンベータ版)は、2024年に「Unity 6」とともに一般提供される予定。「Unity Muse」は、開発者のワークフローを効率化するが、「Unity Sentis」は、開発者が複雑な AI データモデルをUnityランタイムに取り込み、AI モデルを使用した複雑なタスクの処理やゲーム内で新しい機能を作成できるようにする。

一方、次期LTSである「Unity 6」は、パフォーマンスの大幅な向上をもたらし、高品質なビジュアルの実現、マルチプレイヤーゲームの制作とスケーリングの高速化、AI サポートの強化、次世代モバイル機能、革新的な VR デバイスのサポートなど、開発者の可能性の限界を押し広げる能力を提供することを目的としているという。

このほか、開発者の共同作業をサポートし、異なるプロジェクトやパイプラインにわたってコンテンツを整理して、複雑な開発ライフサイクルに秩序をもたらす、新しい一連のコネクテッドツール「Unity Cloud」も発表。現在早期アクセス中の「Unity Cloud」では、コラボレーション、アセット管理、チーム管理の新機能が提供される。

関連情報
https://unity.com/ja

構成/立原尚子

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