桃やブドウ、喜多方ラーメンなどのグルメをはじめ、1000年以上の歴史を持つ「相馬野馬追」や江戸時代の面影をそのまま残した「大内宿」など伝統も息づく福島県。そんな福島県居住者の幸福度が高く、住み続けたいと思う街はどこなのだろうか。
大東建託は、福島県居住の20歳以上の男女、9,603名を対象に過去最大級の居住満足度調査を実施、「街の幸福度 & 住み続けたい街ランキング2023<福島県版>」として集計したので、結果をお伝えしよう。
「街の幸福度」ランキングでは西白河郡矢吹町が昨年から順位を上げて1位に!
1位は昨年2位の西白河郡矢吹町で、「住みここち」では4位を獲得している。首都圏などへのアクセスが良く、一方で初夏には青々とした田んぼに風が渡り、秋には黄金色に輝く実りで彩られる豊かな自然環境が残るなど、四季を感じながら生活できる暮らしやすい町だ。
2位は福島県のほぼ中央に位置する本宮市で、「街に誇りがある」では4位となっている。東西南北アクセス抜群で、仕事も、遊びも、学校も選択肢が多く、ライフスタイルの多様性は随一。
3位は2年連続でいわき市で、「住み続けたい街」でも3位、「住みたい街」5位となっている。トップ10内では3つの街が新たにランクインしており、そのうち2つ(石川郡石川町・岩瀬郡鏡石町)は、昨年は累計回答数が50名未満でランキング集計対象外だった街だ。
「住み続けたい街」は2年連続で1位伊達郡桑折町、2位須賀川市、3位いわき市
1位は2年連続で伊達郡桑折町となり、「街に誇りがある」「街に愛着がある」1位、「住みここち」2位の高評価を得ていた。桑折町は、「献上桃の郷」や伊達氏発祥の地として知られ、仙台や首都圏など各方面への交通アクセスに優れた町だ。
2位も2年連続で須賀川市。「住みここち」3位、「街に誇りがある」「街に愛着がある」5位獲得していた。ウルトラマンの生みの親円谷英二監督が本市出身である縁で、ウルトラマンの故郷「M78星雲 光の国」と姉妹都市提携を結んでいる。
3位も2年連続でいわき市となり、「街の幸福度」3位、「住みたい街」5位の街を獲得していた。いわき市は、東北地方なのに雪がほとんど降らず、寒暖の差が比較的少なく、温暖で過ごしやすい街だ。
4位には会津若松市が昨年11位から順位を上げてトップ10入りを果たした。幸福度以外の因子別順位は以下のような結果に。TOP13ランク外では、耶麻郡猪苗代町が、「街に誇りがある」3位、「街に愛着がある」3位となっている。
調査概要
調査方法:株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
回答者: 福島県居住の20歳以上の男女、9,603名を対象に集計。
調査期間
2023年2月17日(金)~3月15日(水): 2023年調査(回答者数: 2,686名)
2022年3月8日(火)~3月29日(火): 2022年調査(回答者数: 2,458名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火): 2021年調査(回答者数: 1,850名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金): 2020年調査(回答者数: 1,725名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月): 2019年調査(回答者数: 884名)
計9,603名
関連情報
https://www.eheya.net/sumicoco/
構成/Ara