富士通クライアントコンピューティングは、FMVの2023年冬モデルとして、7シリーズ9機種を発表した。
カタログモデル3シリーズ4機種とカスタムメイドモデル4シリーズ5機種を展開!
2023年冬モデルでは、カタログモデルとして、23.8型液晶一体型PC「FMV ESPRIMO FHシリーズ」2機種、ノートPC「FMV LIFEBOOK AHシリーズ」1機種、13.3型ノートPC「FMV LIFEBOOK CHシリーズ」1機種の計4機種を発売。さらに、富士通ショッピングサイト「WEB MART」からは、カスタムメイドモデル4シリーズ5機種を展開する。
■FMV ESPRIMO FHシリーズ「FH77/H3」「FH60/H3」
「FMV ESPRIMO FHシリーズ」は、27型/23.8型液晶ディスプレイを搭載したオールインワンデスクトップPC。今回の新モデルでは、本体デザインを3年振りに一新し、液晶画面の周囲の枠が狭い狭額縁画面とシンプルなスタンドを組み合わせたデザインコンセプトはそのままに、幅54.4cm×奥行18.9cmの省スペース設計を実現。新たに本体下部に収納式フロントアクセスを搭載することで、ヘッドホンやUSBメモリなどのよく使うデバイスを、パソコン正面の端子にすぐに接続できるようになった。
また、音響にもこだわっており、Dolby Atmos対応の立体音響技術とあわせ、まるで画面から直接音が聞こえるような、臨場感ある映像と音の一体感を実現。本体下のBoxスピーカーと背面上部のツイーター(高音域スピーカー)をパイオニアと共同開発し、2+2chサラウンドで高音域から低音域までを豊かに再現する。
さらに、Windows Helloの顔認証に対応したWebカメラ(約92万画素)&物理的なプライバシーカメラシャッターを搭載。静音キーボードと静音マウスを採用し、スーパーマルチドライブも装備する。
ラインナップは「FH77/H3」と「FH60/H3」の2機種で、「FH77/H3」は、第12世代インテルCore i7-1260P、16GBメモリ、約512GB SSD(PCIe Gen4)を搭載し、6GHz帯での通信が可能なWi-Fi 6Eにも対応。「FH60/H3」は、AMD Ryzen 5 7530U、8GBメモリ、約512GB SSD(PCIe)を搭載する。
このほか両機種ともに、ディスプレイには23.8型TFT液晶(1,920×1,080ドット)を採用し、OSはWindows 11 Homeをプリインストール。本体サイズは544×189×395~398mm、重量は約6.2kg。無線通信はIEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 5.3に対応し、インターフェースはUSB3.2(Gen2)Type-C、USB3.2(Gen2)Type-A×2、USB3.2(Gen1)Type-A、RJ-45、HDMI入力、HDMI出力、SDカードスロット、マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子を装備する。
価格はオープン。直販価格は「FH77/H3」が236,280円、「FH60/H3」が203,280円。カラーは「FH77/H3」がブラック、「FH60/H3」がホワイト。
■FMV LIFEBOOK AHシリーズ「AH50/H3」
「FMV LIFEBOOK AHシリーズ」は、15.6型液晶搭載のスタンダードノートPC。新モデルでは、基本性能を強化。6GHz帯での通信が可能なWi-Fi 6Eに対応したほか、立体音響技術により臨場感ある音響を楽しめるDolby Atmosを新たに搭載した。
また、プライバシーカメラシャッター付Webカメラ(約92万画素)を搭載。さらに、ステレオスピーカーやスーパーマルチドライブも内蔵する。
主な仕様は、CPUがAMD Ryzen 7 5700U、メモリが16GB、ストレージが約256GB SSD(PCIe)。ディスプレイは15.6型TFT液晶(1,920×1,080ドット)。OSはWindows 11 Home。バッテリー駆動時間は約12.7時間。
外形寸法は約360×235.5×25mm、重量は約1.7kg。無線通信はIEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 5.3に対応し、インターフェースはUSB 3.2(Gen2)Type-C、USB 3.2(Gen1)Type-A×2、RJ-45、HDMI出力、SDカードスロット、マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子を装備する。
価格はオープン。直販価格は175,780円。カラーはブライトブラック、ファインシルバー、メタリックブルーの3色を用意する。
■FMV LIFEBOOK CHシリーズ「CH75/H3」
「FMV LIFEBOOK CHシリーズ」は、13.3型液晶を搭載したカジュアルモバイルノートPC。新モデルでは、従来からの軽さや堅牢性に加え、基本性能を強化。2022冬モデルの「CH75/G3」と比べて、メモリが8GBから16GB、ストレージが256GBから512GBに増量し、バッテリー駆動時間も約19.8時間から約26.1時間へと向上した。
また、アプリケーションでは、従来からのFMV独自のAIメイクアップアプリ「Umore(ユーモア)」に加え、使い慣れたスマホでFMVの各種操作が可能となる「FMVコントローラー」、自分好みの画面割に一瞬でウインドウを配置できる「Layout Magic」を新たに搭載する。
さらに、Webカメラ(約92万画素)やステレオスピーカーも内蔵。Wi-Fi 6Eに対応し、Dolby Atmoもサポートする。
主な仕様は、CPUがインテルCore i5-1235U、メモリが16GB、ストレージが約512GB SSD(PCIe Gen4)。ディスプレイが13.3型TFT液晶(1,920×1,200ドット)。OSはWindows 11 Home。
外形寸法は約298×210×17.5mm、重量は約998g。無線通信はIEEE802.11ax/ac/a/b/g/n準拠の無線LANとBluetooth 5.3に対応し、インターフェースはThunderbolt 4 USB4(Gen3)Type-C×2、USB 3.2(Gen1)Type-A、HDMI出力、マイク・ラインイン・ヘッドホン・ラインアウト・ヘッドセット兼用端子を装備する。
価格はオープン。直販価格は197,780円。カラーはベージュゴールド、クラウドブルー、モカブラウンの3色を用意する。
■カスタムメイドモデル
富士通ショッピングサイト「WEB MART」では、2023年冬モデルとして、カスタムメイドモデル4シリーズ5機種を展開。「FH77/H3」をベースにした「WF1/H3」、「FH60/H3」をベースにした「WFB/H3」、「AH50/H3」をベースにした「WAB/H3」、「CH75/H3」をベースにした「WC1/H3」に加えて、Windowsタブレット「WQ2/H3」をラインナップする。
関連情報
https://www.fmworld.net/fmv/
構成/立原尚子