今年も昨年に引き続き、エネルギーや生活用品、食品などの値上げラッシュが続く中、パナソニックでは家計を圧迫している水道光熱費(電気代・ガス代・水道代)についてアンケート調査を実施。結果をグラフにまとめて発表した。
昨今の電気代やガス代の値上げが家計を圧迫
1年前よりも、電気代・ガス代・水道代の家計への負担が増したかについて聞いたところ、「とてもそう思う」「ややそう思う」と答えた人は8割以上という結果となった。主に昨今の電気代やガス代の値上げが、家計を圧迫していることが推察できる。
■水道光熱費を抑える工夫している人は8割以上、しかし約6割は「節約の効果を実感できていない」
電気代・ガス代・水道代を抑える工夫をしているかについて尋ねたところ、8割以上が「工夫をしている」と回答した。
一方、「工夫をしている」と回答した人に、工夫による節約の効果を実感できているかについて質問したところ、「効果を実感できている」と回答した人は約4割にとどまり、約6割は効果を実感できていないという結果になった。
また、水道光熱費を抑えるための「工夫をしていない」と回答した人にその理由を聞いたところ、「日常の節電意識はあるが、実際に効果的なやり方がわからない」「工夫して減らせるなら減らしたいがどうしたらいいのかわからない」などの回答が寄せられた。
どんな工夫をすれば節約効果が得られるのかがわからず、行動に移せていない人もいるようだ。
また「公共料金に関してはずっと前から節約を考えていて、今以上は何をすればいいのかわからない」「そもそも無駄な使用はしてないので、これ以上の工夫の仕方が分からない」「工夫というか単純に我慢して使用を減らしている状態」という回答もあり、すでに水道光熱費の無駄遣いはしておらず、節約の工夫も手を尽くしているなか、これ以上の節約に限界を感じている人もいることがわかる。
調査概要
調査期間/2023年10月26日~2023年11月2日
回答数/1037
調査手法/同社インターネット調査