騒音やゴミの悪臭、共有スペースの使い方など身近に存在する近隣住民とのトラブル。では、問題が起きたとき誰に相談するのがいいのだろうか。
トナリスクは、ご近所トラブルにあった19~82歳の男女358名を対象に、「ご近所トラブルの相談先」について調査を実施したので、結果をお伝えしよう。
ご近所トラブルの相談先ランキング
ご近所トラブル経験者にきいた「ご近所トラブル相談先ランキング」第1位は「管理会社・管理人」(32.1%)であった。第2位は「相談していない」(17.6%)で、相談しない人が2割近くいることが判明。
第3位「家族・知り合い・友達」(12.8%)、第4位「警察」(11.5%)、第5位「民生委員・町内会」(7.3%)、第6位「管理組合」(6.1%)、第7位「市役所」(3.9%)、第8位「大家」(3.1%)という結果に。また、「その他」が5.6%いた。
第1位だった「管理会社・管理人」に相談した人のコメントには、トラブル対応もその仕事と思っており、特に相談のハードルはなく相談している様子がうかがえる。
一方、「相談していない人」も2割近くおり、誰かに相談しにくいと思っている人も少なからずいることがわかった。
第1位「管理会社・管理人」に相談した人の経験談
・契約時に何かあれば相談するよう言われていたから。
・入居者を全員知っているのでスムーズに進む。
・直接対面で言うのは余計トラブルになりそうですし、管理会社はそういったトラブル対応も仕事のうちだと思っているからです。
・中立的な立場だし、お金を支払っているのだから面倒をみてもらうのは当たり前かなと思ったから。
第2位「相談していない」理由
・却ってトラブルになりそうで躊躇した。
・相談したことが本人に伝わると関係が増々悪化すると思うから。
・噂になった方が面倒だと思い相談していません。
「その他」のコメント
・最初が市役所、次に裁判所の無料相談、最終的には土地家屋調査士。解決できなかったので、相談先がどんどん変わっていった。
・弁護士。頼りになると思ったから。
調査概要
調査期間:2023年10月10日(火)~12日(木)
調査方法:Web上でのアンケート調査
調査対象:ご近所トラブルを経験した19~82歳の男女
有効回答数:358件
構成/Ara