世界遺産の「白川郷」や、モネの絵画「睡蓮」にそっくりな風景が楽しめる「モネの池」などフォトジェニックな観光地が多い岐阜県。日本の原風景が息づく岐阜県居住者の幸福度が高く住み続けたいと思う地域はどこなのだろうか。
大東建託は、岐阜県居住の20歳以上の男女、12,585名を対象に過去最大級の居住満足度調査を実施、「街の幸福度 & 住み続けたい街ランキング2023<岐阜県版>」として集計したので結果をお伝えしよう。
「街の幸福度」1位は「住みここち」でもトップの本巣郡北方町が獲得
1位は3年連続で本巣郡北方町が獲得し、唯一偏差値70台の高い評価を得ていた。北方町は、「住みここち」でも1位に輝いている。
2位は、昨年11位から大幅に順位を上げた飛騨市で、「街に誇りがある」「街に愛着がある」1位、「住み続けたい街」2位の高評価を得ていた。
飛騨市は映画「君の名は。」のモデル地であり、ユネスコ無形文化遺産である古川祭・起し太鼓、ノーベル物理学賞の受賞に寄与した「スーパーカミオカンデ」をはじめとする宇宙物理学研究施設など、多彩で個性豊かな地域資源の宝庫でもある。
3位は本巣市で、「住みここち」「住み続けたい街」でも3位となった。トップ10のうち7つは、郡部に属する「町」という結果に。
住み続けたい街は、1位加茂郡川辺町、2位飛騨市、3位本巣市
1位は加茂郡川辺町で、「街に愛着がある」でも4位の街だ。町の中央を雄大な飛騨川が流れており、豊かな自然環境に恵まれている。
2位は飛騨市で、「街に誇りがある」「街に愛着がある」1位、「街の幸福度」2位の高評価を得ている。
3位は本巣市が獲得。同市は、樹齢1500年余を誇る日本三大桜の「淡墨桜」や伝統芸能の「真桑人形浄瑠璃」や「能郷の能・狂言」など、豊かな自然と多くの文化財に恵まれている街で、「街の幸福度」「住みここち」でも3位で、昨年11位から大幅に順位を上げていた。
トップ10内では昨年15位の不破郡垂井町が6位にランクアップしていた。その他各種ランキングは順位以下のようになっている。
調査概要
調査方法: 株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
回答者:岐阜県居住の20歳以上の男女、12,585名を対象に集計。
調査期間
2023年2月17日(金)~3月15日(水): 2023年調査(回答者数: 2,984名)
2022年3月8日(火)~3月29日(火): 2022年調査(回答者数: 2,911名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火): 2021年調査(回答者数: 2,661名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金): 2020年調査(回答者数: 2,214名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月): 2019年調査(回答者数: 1,815名)
計12,585名
関連情報
https://www.eheya.net/sumicoco/
構成/Ara