走破性や運転支援システムのレベルも高いバランスの取れたSUV
BMW『X1』
エンジンルーム
今年5月からディーゼルを追加。48Vマイルドハイブリッドシステムも搭載。実走燃費は22.0km/Lを記録。音も振動も抑えられている。
運転席と各種装備
メーターパネルとコントロールディスプレイを一体化させた、弧を描くようなインパネのデザイン。シフトレバーも小さな形状に変更。
シートスペース
M Sportグレードなので、ホールド性の高いシートを装備。後席は4/2/4で背もたれを前に倒せる。床面の出っ張りも小さい。
ラゲージスペース
奥行きは『C5』より100mmほど短いが左右幅は1m以上確保されている。トノカバーと床面の間も500mm以上あって荷室は広い。
【 ココがポイント!】洗練された上質なデザインと空間づくり
BMWの最新SUVはセンターアームレストの下に、小物が置ける空間を設けているインテリアが特徴。こういった解放感で運転ストレスを軽減する効果がある。シフトノブなど随所に新しさが見られる。
【 ココがポイント!】居住空間をリッチにするオーディオシステム
Amazon Alexaが利用できることで、スマホアプリを介した音楽配信も楽しめる。さらに楽しみを感動的にするのが、Hi-Lineパッケージに設けられたhaman/kardonのスピーカーシステム。
シトロエン『C5 AIRCROSS SUV』
エンジンルーム
2.0Lのディーゼルターボエンジンを搭載したFF車だが、グリップコントロールを搭載。スノー、マッド、サンドを選択でき、走破性も高い。
運転席と各種装備
大きめのセンターコンソールには、コンパクトなシフトレバーやドライブモードセレクターが備わっている。内装もクオリティーが高い。
シートスペース
すべての座席でシトロエン独自のコンフォートシートを採用。高密度のウレタンとスポンジを用いる手法と独特の座り心地が特徴。
ラゲージスペース
荷室は奥行き、左右幅とも『X1』より広い。テールゲートは電動式を採用。床下のサブトランクも広い。
【 ココがポイント!】シンプルですっきりしたシフト周りの設計と操作
シトロエンの新しい変速システムは、シフトレバーがなくなり、小さな突起を指先でつまむようにしてシフトする。今後はこの新しいAT用シフトに変わっていきそうだ。
【 ココがポイント!】3つに分割された後席は個別にスライドして便利
後席は3人掛けだが、座席も3等分されている。それぞれにスライドし、折りたたむことができる。クッションは前席と同じで快適な空間を確保。背を倒せばスライドして低くなる。