76.8%が他の季節と比べて「冬は汗のニオイ対策ができていない」
グンゼは公式X(旧Twitter)のアンケート機能にて、冬の汗のニオイに関する調査を実施。その結果、93.9%の人が冬の電車や部屋の中で、周りの人の汗のニオイが気になった経験があると回答した。
その一方で、76.8%の人が他の季節と比べて汗のニオイに対策ができていないことも判明した。
主な回答結果は以下のとおり。
Q 冬の電車や部屋の中で、周りの人の汗のニオイが気になった経験がありますか。(n=98)
A 頻繁にある 16.3% 時々ある 54.1% 過去に数回ある 23.5% 全くない 6.1%
Q 冬の間の自分の汗やニオイについて、次のうち経験があるものを1つ選んでください。(n=101)
A 服の中から自分のニオイがわかる 35.6% 脱いだ洋服が汗臭い 14.9%
服の中が汗ばんでいる 40.6% 冬に汗はかかない 8.9%
Q 冬の汗のニオイについて、他の季節と比べてしっかりと対策ができていますか。(n=95)
A とても対策できている 3.2% やや対策できている 20.0%
あまり対策できていない 54.7% 全く対策していない 22.1%
調査概要
調査期間/2023年11月8日~ 9日
調査対象者/@gunze_jp 公式X(旧Twitter)のフォロワー 12万236人(11月9日時点)
調査方法/公式X(旧Twitter) アンケート機能
冬場なのになぜ?汗をかく理由とニオイの原因
寒暖差と服装の要因
寒い冬は純粋な外気温から汗はかかないが、外気温にあわせた服装で暖房の効いた場所に行けば、汗をかくのは当然と言える。また、保温性を重視した重ね着は通気性が悪く、汗が蒸発せず、残った汗に雑菌が繁殖し、嫌なニオイを発しやすくなるのだ。
基礎代謝の高さ
体温維持のために基礎代謝が高くなっていることが、冬に汗をかきやすい原因となる。
汗の濃度が高い
冬の汗のニオイの原因として、夏の「温熱性発汗」に比べ、冬に脇などに発生しやすい「ストレス性の 部分汗(=精神性発汗)」がある。この汗はアポクリン腺の多い脇から急激に出るため、血液成分を再吸収させる余裕がなく、濃度が高くニオイの強い汗となる。
冬の汗にもしっかり対策!おすすめの方法とは?
■インナーを見直す
寒さ対策のために冬はヒートインナー(化学繊維の発熱系のインナー)一択の人も多いのでは。しかし、発熱系のインナーは吸湿発熱のものが多く、汗をかくと汗の水分が熱エネルギーに変換されて発熱するため、暑くなり過ぎる場合がある。
暑くなり過ぎるとさらに汗をかき、その汗が冷えてしまって寒くなる悪循環に陥ってしまうことも考えられる。発熱系のインナーで暑くなり過ぎて汗をかき、冬場の汗のニオイが気になる方はインナーを見直すのも対策の一つだ。
■汗をかく習慣をつける
冬場も汗腺の働きを低下させないように、日頃から汗をかく習慣を取り入れたい。筋トレや有酸素運動がおすすめです。運動が苦手な方は汗をたっぷりかける半身浴も効果的だ。
■夏同様、制汗剤やデオドラント製品で対策
毎日電車に乗る人や、職場で暖房が効いていて暑くなりやすい環境にある人は、あらかじめ制汗剤やデオドラントで汗対策をしておきたい。
■体温調節できる衣類を着る
一枚であたたかいボリューム系衣類ではなく、暑くなったらすぐに脱げるよう薄手の衣類を何枚か重ね着をするようにする。
■食生活を見直す
汗のニオイを抑えるには、食生活の見直しも重要だ。
高い吸汗速度&アンモニア臭カットでニオイ対策ができるインナー
■ウィメンズ:the GUNZE STANDARD 8分袖インナー
サイズ:/M、L、LL
種類/ローズピンク、スイートアクア、スモークピンク、オフホワイト、ライトグレー、バイオレット、ソフトベージュ、スミクロ
価格/1760円(税込)
通常の綿よりも吸湿性がよく、衣服内のムレをコントロール。一年中着られる優れモノだ。
■メンズ:the GUNZE STANDARD クルーネックTシャツ(丸首)
サイズ/ S、M、L、LL、3L
種類/ホワイト、スミクロ、スキンベージュ
価格/1430 円(税込) ~1540円(税込)
通常の綿よりも、吸湿性も吸汗速度も高く、衣服内をムレにくくコントロール。消臭が難しいアンモニア臭や、すっぱい汗のニオイの元となる成分に効果を発揮する。
関連情報
https://www.gunze.jp/store/
構成/清水眞希