ヤマハの24型子ども乗せ電動アシスト自転車「PAS Crew」にコンパクトになった新型大容量バッテリー&充電器を採用した2024年モデルが登場
2023.11.20ヤマハ発動機は、幼児2人同乗基準に適合した24型子ども乗せ電動アシスト自転車「PAS Crew」の2024年モデルを発表した。発売日は2024年2月16日。価格は193,600円。カラーはマットネイビー(ツヤ消しカラー)、マットグレイッシュベージュ(ツヤ消しカラー)、ディープレイクグリーンの3色を用意する。
容量アップと小型軽量化を図った新型バッテリーを採用!
「PAS Crew」は、男性・女性ともに乗りやすい24型の子ども乗せ電動アシスト自転車。チャイルドシートは、大切な頭部を270度包み込み、マグネットバックルを採用した5点式の巻取り式シートベルトで安心な「ハグシート」を搭載。また、子どもや荷物を載せた時の発進から、坂道での走行まで優れた性能を発揮する、PASシリーズ最上位のアシスト力を備え、のびやかで快適な乗り心地(アシストフィーリング)と状況に合わせて自動でアシスト力を制御する「スマートパワーモード」も搭載する。
2024年モデルは、コンパクトで使いやすく進化した新型大容量バッテリーと充電器を新たに採用。バッテリーは、従来モデルに比べて0.4Ahの容量アップを行ないながら、重さが450g軽くなり、サイズも約20%小型化。さらに、ハンドル部分を広くしっかり握れる形状にしたことで、子どもや荷物を抱えたままでも持ち運びしやすくなった。
一方、急速充電器は、従来モデルに比べてサイズが約40%小さくなったことで、玄関などの狭いスペースでも充電可能に。しかも、使用しない時は立てて置くと、接地面積が通常時の半分以下になるので、場所を取らずに収納することができる。
主な仕様は、全長が1,850mm、全幅が580mm、サドル高が745~865mm。タイヤサイズは24×2.0HE。適応身長のめやすは145cm以上(幼児2人同乗時は150cm以上)。車両重量は35.4kg。一充電あたりの走行距離(標準パターン)は強モードで57km、スマートパワーモードで62km、オートエコモードプラスで80km(※1)。モーター形式はブラシレスDCモーターで、定格出力は240W。変速方式はリヤハブ内装3段式。バッテリーはリチウムイオン電池で、電圧は25.2V、容量は15.8Ah(※2)。充電時間は約4.5時間(※3)。
※1 一充電あたりの走行距離は、バッテリー満充電からアシスト停止まで走行したときの走行距離の同社測定値。「標準パターン」の測定条件は以下のとおり。バッテリー新品、常温15~25℃、車載重量(乗員および荷物を合計した重量)65kg、平滑乾燥路面、無風、無灯火状態で、製造業者指定のタイヤ空気圧で、平坦路(1km)、勾配4度の上り坂(1km)を含む全長4kmの標準走行路を設定し、平坦路「変速ギア・3」15km/h、上り坂「変速ギア・2」10km/h、下り坂「変速ギア・3」20km/hで走行し、1kmごとに一旦停止。
※2 容量は、Typ.容量(代表容量)として、同社が従来使用している方法で測定したバッテリー容量であり、標準パターンで走行した場合に使用できるバッテリー容量の平均値。JIS C 8711によるとTyp.容量15.8Ahのバッテリーは定格容量14.7Ahとなる。
※3 バッテリーの残量がほぼない状態から、満充電までの時間を指す。環境や条件によって充電時間が異なる場合がある。
製品情報
https://www.yamaha-motor.co.jp/pas/lineup/crew-std/
構成/立原尚子