北アルプスと富山湾に囲まれた自然豊かな富山県。シロエビやホタルイカ、寒ブリなど新鮮な海の幸でも有名な同県で住心地のいい街はどこなのだろうか。
大東建託は、富山県居住の20歳以上の男女、5,934名を対象に過去最大級の居住満足度調査を実施、「街の幸福度 & 住み続けたい街ランキング2023<富山県版>」として集計したので、結果をお伝えしよう。
街の幸福度1位は2年連続で「滑川市」!
1位は2年連続で「滑川市」となり、「住みここち」では3位の評価を得ていた。富山県の中心からやや北東に位置する滑川市。コンパクトなまちではあるが、病院や商業施設、学校、保育所等、日常生活に必要な施設がそろっており、子育て施策も充実している。
2位は昨年3位だった「下新川郡入善町」がランクイン。入善町は、人口一人当たりの都市公園面積は全国平均の約2.5倍と、緑にあふれるのんびりとした生活を送れる。また年中、食べられる新鮮なカキや日本一大きなジャンボ西瓜など「食」の面も充実。
3位は「射水市」で、「住み続けたい街」「街に誇りがある」「街に愛着がある」の各ランキングでも3位、「住みここち」4位となっている街だ。トップ5の自治体のうち4つは、「住みここち」でもトップ5に入っている。
住み続けたい街は、1位南砺市、2位魚津市、3位射水市
1位は「南砺市」で、「街に誇りがある」「街に愛着がある」の両ランキングでも1位の高い評価を得ている。南砺市は、「住みたい田舎ベストランキング」北陸エリア(田舎暮らしの本/2023年2月号掲載)で8年連続1位を獲得している街でもある。
2位は「魚津市」で、「街に愛着がある」でも4位を獲得していた。魚津市は、海から山までわずか25分の急峻な地形に整備が行き届いた市街地が隣接する自然と都市両方の良さを併せ持つ街だ。江戸時代以前から蜃気楼の名所として知られている。
3位は「射水市」で、「街の幸福度」でも3位など各ランキングで高評価を得ている。「海王丸パーク」や「日本のベニス」と称される「内川」などの人気のスポットも充実。
調査概要
調査方法:株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
回答者: 富山県居住の20歳以上の男女、5,934名を対象に集計。
調査期間:
2023年2月17日(金)~3月15日(水):2023年調査(回答者数:1,564名)
2022年3月8日(火)~3月29日(火):2022年調査(回答者数:1,503名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:1,398名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査(回答者数:1,047名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査(回答者数:422名)
計5,934名
関連情報
https://www.eheya.net/sumicoco/
構成/Ara