金融教育テーマの中でも親が特に子どもに必要だと感じるのは「貯蓄と資産運用」
「どの金融教育のテーマが特に必要だと感じますか<MA>」では、「貯蓄と資産運用」(277)が最も多く、次いで「需要と供給」(194)、「ライフプランニング」(193)が、それぞれ約6割の回答を集めた。
また、「学校で実施する金融教育として効果的だと感じる方法はどれだと思いますか<MA>」の質問では、「ゲーム教材」(263)、「体験型授業」(260)が7割以上となり、実践形式で楽しく知識を身につけてほしいと感じる親が多いことがわかった。
■9割以上の親が家庭でも金融教育の実施を希望
「家庭で金融教育を実施したいと思いますか<SA>」と聞いたところ、9割以上の親が「はい」(306)と回答。「家庭で金融教育を実施したい理由は何ですか<MA>」では、1位「日常生活で実践できるようになって欲しいから」(228)、2位「将来お金で困ってほしくないから」(208)が上位となり、6割以上を占めた。
また、「学校での学びだけでは足りないと思うから」(151)に加えて、「子どもと一緒に自分も学びたいから」(136)、「親としても子どものお金の使い方を知っておきたいから」(125)にも4割前後の回答が集まり、親自身が金融知識にあまり自信がないからこそ、子どもには今のうちから学ぶ機会が必要だと考えていることが推察できる。
■家庭で実施できる金融教育として「一緒に遊んで学べるゲーム教材」を希望する親が最多
「家庭で金融教育を実施する場合、取り組みたいと思うことは何ですか<MA>」の問について、1位「一緒に遊んで学べるゲーム教材の購入」(221)、2位「子ども名義での資産運用」(168)、3位「お小遣い帳の作成」(115)の順となった。
「特にどのようなタイミングで子どもに金融教育の知識を活用してほしいですか<MA>」では、「欲しい物を買うための計画を立てるとき」(269)、「お年玉など、大きな金額のお金をもらったとき」(209)、「お小遣いを渡すとき」(162)という結果になった。
このことから、子どもと一緒に楽しく学び、クリスマスやお正月などのイベントを通じて金融知識を活用してほしいと考える親や、子どものために将来を見据えて資産運用をしたいと考えている親が多いことがわかる。
調査概要
調査方法/紙回答
調査地域/全国
調査期間/2023年10月3日(火)~10月26日(木)
調査対象/子どもを持つ親、親族に子どもがいる人 計335人
関連情報
https://e-ll.co.jp/
構成/清水眞希
出典:https://dora-kids.shopro.co.jp/manabi-door/2021/06/2.html
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