日夜、利益のために、自分の家族や社員の生活のために、会社の切り盛りに心血を注ぐ中小企業の経営者たち。そんな夫を“内助の功”で支える経営者の妻の実態は、意外と知られていない。
こうした中、エヌエヌ⽣命保険はこのほど、全国の中⼩企業経営者の妻(以下、経営者の妻)300名を対象にした意識調査を行い、その結果を発表した。
本調査では、従業員300名未満の規模の「会社経営者(社⻑、会⻑、取締役)」、または「従業員のいる⾃営業者」を中⼩企業経営者と定義している。
夫と“いい夫婦”だと思う経営者の妻は61.3%
経営者の妻300名に、夫と“いい夫婦”だと思うか聞いたところ、「はい」と回答したのは61.3%となった。昨年2022年に経営者夫婦300名(経営者の妻150名)に実施した「いい夫婦の⽇」意識調査では、「はい」と回答した経営者の妻は50.7%(150名中76名)で、昨年よりも割合では約1割(10.6%)増加した。
経営者の妻が思う夫の“いい夫度”は平均71.12点
経営者の妻300名に、夫の“いい夫度”を100点満点で聞いたところ、平均71.12点と高評価となった。年代別にみると、30代が最も高く平均76.02点、40代が最も低く平均65.16点と、その差は10.86点あった。
また、夫を尊敬しているか聞いたところ、「はい」と回答したのは70.3%となった。“いい夫度”の平均点が最も高かった30代は77.8%、最も低かった40代は66.0%が「はい」と回答、その差は11.8ポイントあった。
さらに、夫の“いい夫度”で全体の平均点(71.12点)以上の点をつけた経営者の妻の89.7%が、夫を尊敬しているということもわかった。