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【カブガールが行く】「ジャパンモビリティショー2023」でバイク乗りが感じた未来への期待

2023.11.20

スズキは電動車も個性的!?

バイク業界では、一風変わった車両を販売することで知られているスズキ。ジャパンモビリティショーでは人気の自動車に加え、電動車を中心にバイクの展示もしていました。

まず初めに気になったのは、ステージ上に展示された「eチョイノリ」です。

原型となったのは2003年に発売され、価格5万9800円・乾燥重量39kgと安すぎる・軽すぎることで伝説となった原動機付自転車(原付バイク)「チョイノリ」。筆者自身「チョイノリ」の大ファンなので、まさかの復活に大興奮でした!

考えてみれば、近所を移動するためだけの“足”的な用途は電動バイクが持つ特性にピッタリ。愛らしいフォルムがそのまま現代によみがえった「eチョイノリ」。思わず「欲しいぃぃ…!」と唸っちゃいました。

ステージ上には他にも「スズライド」「スズカーゴ」といった個性的な電動モビリティが参考出展されており、スズキらしさが全開です。

「スズライド」と「スズカーゴ」は、どちらも運転免許が不要な特定小型原動機付自転車(特定小型原付)です。

4輪の安定感やデザインのスタイリッシュさといったこれまでの特定小型原付にはなかった特性を持っており、荷物の運搬やアウトドア、シニアカーなど、若者から高齢者まで幅広い層からの人気を集めそうですね!

ヤマハブースは超未来的!?

ヤマハのブースでは、自立走行するバイク「MOTOROiD 2」のコンセプトモデルなど、エッジの効いた展示が多い印象でした。

中でも筆者が気になったのが、水素エンジンを搭載した研究用のスクーター。まだ実用化の予定はないそうなのですが、ホンダ、スズキ、カワサキも参加する水素小型モビリティ・エンジン技術研究組合「HySE」で試作中の1台なのだそう。

リアにはSF映画に出てくるようなゴツゴツとしたデザインで水素タンクが積まれており、無骨さがかえって格好よく見えます。

次世代の内燃機関、水素エンジン。実用化に向けて着々と研究が進められていることが目に見えて、ワクワクしちゃいました!

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