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ランチ選びは「質」より「価格」?長引く物価高による節約意識の高まりで健康面を重視する人は減少傾向

2023.11.20

日本は世界各国と比較し「フードロス」への関心は低く「食の福利厚生」への関心は高め

今回の調査では、年々意識が高まっているフードロスについても調査。フードロスに関心があるか聞いたところ、日本人の約4 割が「はい」と回答。一方、世界各国で「はい」と回答した人は約8 割にのぼった。

日本でもフードロスの関心は年々高まってきてはいるが、海外ほど強い関心を持っている人は多くないと言えそうだ。

また日本は、節約のために食費を抑える傾向にあるため、栄養面だけでなく、フードロスへの関心も削ぐ要因となっている可能性も考えられる。

今回の調査対象であるチケットレストラン利用者にそのメリットについて聞いたところ、日本では「食の福利厚生として実用的である」と93%もの人が実感していることが分かった。

日本は、度重なる食料品の値上がりを経験し、食費の節約意識が高まる中で、手取り収入がダイレクトに増えるチケットレストランの有用性を強く感じている従業員が多くいるようだ。

また日本では、食事補助額が増えたらサラダなどを追加オーダーすると7割もの人が回答。実際、日本のランチ代平均は400円まで低下しており、食べたいものを我慢する人も多いことから食事の質の低下が危惧されている。

日本の食事補助額は、約40年間一定で月額3,500円のままであるのに対し、食事補助が義務化されているフランスやイタリアではインフレに合わせ年々改定されており、日本の約4 倍となる月額約13,500円。

食事補助額が増えても品数を増やさない人が多いということは、現状の食事補助額で十分に食事摂れているという証だろう。日本においてもインフレなどの市況変化に合わせ、柔軟に対応していくことが必要になってくるかもしれない。

調査概要
調査名:FOOD Barometer 2023
調査主体:株式会社エデンレッドジャパン含むエデンレッドグループ
調査方法:WEB アンケート方式
調査期間:202 3 年9 月
調査対象:世界19か国47,327人のチケットレストラン導入企業の従業員及び1,618人のレストラン経営者
※対象国は日本、フランス、イタリア、スペイン、ドイツ、ベルギー、オーストリア、ポーランド、チェコ、トルコ、ブラジル、ポルトガル、ルーマニア、
スロバキア、ブルガリア、チリ、コロンビア、ペルー、ウルグアイ
※本記事では、従業員を対象にした調査結果を活用し、日本との比較を考察している。
※出典「エデンレッドジャパン調べ」

関連情報
https://edenred.jp/ticketrestaurant/

構成/Ara

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