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気になった言葉はとにかくメモ!雑談力を高める「言葉貯金」の重要性

2024.01.26PR

初対面の人や苦手な人といっしょにいる時、一瞬の沈黙が妙に長く感じられることはありませんか? 何か会話をしたいけど、何を話していいかわからない。せっかく話しかけてもらっても、うまい返しができなくてすぐに話が切れてしまった。そんな経験がある人は多いと思います。

そのたびに、「あ~、なんて自分はダメなんだ」と自分を責めてきませんでしたか。仕事でも、プライベートでも、世の中は雑談をする機会にあふれています。だから、「雑談が苦手だ」というマインドを持っていると、思いのほか、ストレスを感じることが多くなります。でも、そうした負の感情であなたの心を満たすのは、
今日でおしまいにしましょう。

ペラペラと饒舌にしゃべることだけが雑談ではありません。あなたは、あなたにできそうなことをやりつつ、ちょっとずつ雑談の技術を身につければよいのです。そんな雑談のテクニックがまとまった書籍雑談が上手い人が話す前にやっていることの中から一部を抜粋・編集し、雑談でたくさんモヤモヤを解消するヒントをまとめました。

【雑談力を一生もののスキルに育てるコツ】「言葉貯金」をしよう

以前、ある人から、こんな話を聞いたことがあります。

「自分は話すのが苦手だったので、それを克服するために、言葉の収集をはじめた。この表現は響いてくるとか、これは上手いことを言っているなと思った言葉を集めて、メモしておくんです。それをしだして言葉のストックができてくると、話のタネが生まれたり、うまい言い方を学べるので、だんだんと苦手だった人との雑談が変化していったんです。『言葉貯金』、おすすめです!」

言葉をストックしていくことを、「言葉貯金」というそうです。

私も長年、話し方に自信がなかったので、言葉貯金を増やしてきました。

学生時代は、知らない言葉を、大きめの単語カードのようなものに書いて覚えた時期もありました。

そのうち、あまりに膨大な量になり、整理が難しくなったので、英単語帳に変わりました。

次に、単語だけではなく、気に入ったフレーズや格言なども書き込みたいと思い、専用のノートをつくって書き込んだりもしました。

でも、このやり方は途中で破綻してしまったんです。

毎回ノートに書くのは、だんだん面倒になりました。

また、パッと見たいときにノートを持っていないこともあり、必要なときにないということもありました。

なので、今はスマホのメモアプリで言葉貯金をしています。

■メモアプリに集めるべき3種の言葉

私が使っているメモアプリは、日記用に開発されたアプリなので、日付表示が大変見やすくなっています。

ここに、覚えたい単語、誰かと話しているときに気になった言葉、気に入った名言、短いエピソードなどを、どんどん書き込んでいきます。

メモアプリはいろいろありますので、あなたに合ったものを探してみてください。

もし、どんなことを書いたらいいかわからない場合は、次の3つから書くようにしてください。

(1)ちょっと「いいな」と思った言葉
(2)「使ってみたいな」と感じた言葉
(3)「うまいこというなぁ」と感心した言葉

カテゴリーなどで細かく分けるとあとで面倒になるので、時間ごとに、言葉のメモをしていけばいいと思います。

その語彙やフレーズに出会った時間で分けると、「あぁ、あの暑い日に出会った言葉だな」なんて、記憶にも残りやすいのです。

言葉貯金は、「1日3つ、カテゴリーにこだわらず、新しい語彙を書き込む」ことを、当初の目標にしてはどうでしょうか。

言葉を収集しようとすると、「カラーバス効果」といって、自分の意識しているものにどんどん目がいくようになります。これは脳の特性です。

昨日まで気にならなかったことが、今流行っていると知ると、急にあちこちで目に飛び込んできたりします。

このカラーバス効果をうまく活用し、どんどん言葉の貯金をしていってください。

そして、できるだけ頻繁に、自分で書き込んだ言葉を読み直すようにしてください。

この、見返す作業が大切なのです。

情報がストックされてくると、自分がどんなことに興味を持っているのか、どんな言葉に心を動かされやすいのか、そういうことが見えてきます。

それは、将来あなたが雑談で使うかもしれない話のタネとなります。

言葉貯金は、はじめてすぐに雑談力がアップするわけではありません。

でも、続けていくと効果が出てきます。

まずは、あなたの言葉貯金を増やしていってください。

■言葉のキャッチ力を強化する

言葉貯金が増えてくると、言葉を集めるのがどんどん楽しくなってくるはずです。

興味のおもむくまま、言葉をストックしていって構わないのですが、ここではより効率的に言葉貯金を増やしていくコツを紹介します。

おすすめは、できるだけふだん自分が接しない世代、地域、仕事のジャンルの言葉に接することです。

たとえば、私はこんなふうにしています。

ファッション系のYouTubeを見ていたら、「抜け感」「キレイ系」と「こなれ感」という言葉が頻繁に出てきました。

すかさず、「抜け感」「キレイ系」「こなれ感」をスマホにメモしました。

お坊さんの説法を聞いていたら、話の最後に「お味わいください」と言っていた。

「そうか、話はわかるよりも味わうことなのか」と気がつき、「味わう」という言葉をいろいろ使ってみようと考える。

人は、意識しないと「自分の好きなこと」「居心地のいい空間」の中だけで過ごすようになってしまいます。

すると脳は、「好きそうな話題」ばかりに意識がいくようになります。

自分に心地よいジャンルの言葉にどっぷり浸かっているだけでは、言葉の幅が広がりません。

いろいろな相手と雑談ができるよう、意識して、自分の心地よいゾーンからはみ出た言葉をストックしていってください。

そのためには、ふだんは見ないようなテレビ番組を見てみたり、ふだんはスキップボタンで飛ばしてしまう動画CMを見てみたり、「いつもはしないこと」にもチャレンジしてみると、新しく出会う言葉がたくさんあることに気づきます。

「あれ? この意味知らないぞ」
「この言葉って、そういう使い方をするんだ」
「こんな単語を使って表現するんだな」

こうした気持ちが生まれると、あなたの言葉の幅はどんどん広がっていくはずです。

〈ポイント〉
気になった言葉は、ジャンル問わず、メモアプリに記入。
さらに、自分がふだん接しない環境に身を置いて、新しい言葉を見つけてみる。

★ ★ ★

いかがでしたでしょうか? 

初対面でも、苦手な人でも、もう怖くない会話が得意じゃない人でも大丈夫! 本書を読めば苦手な雑談がたのしくなる秘けつを学べるはずです。

以下のような「雑談コンプレックス」を持つ方は是非、書店でチェックしてみてください。
●まずもって、何から話したらいいのかわからない人
●「これを話したらどう思われるだろう?」など、相手の気持ちを考え過ぎて話せない人
●「雑談が上手い人は、話が上手い人」(だから、自分は無理)と思っている人
●雑談で失敗した経験が忘れられず、「自分は話ベタ」と苦手意識を抱えている人
●本やYouTubeで話し方を勉強しているが、なかなかうまくいかない人
●社会人になってから、友人以外と雑談することに苦痛を感じている人
●リモートが増えて人との対話・雑談に苦手意識が増した人、もともと苦手な人
●親しくない人と話すとき、チャットはできても、顔を合わせての会話に自信がない人
●天気の話すらできない、対面だと「最初の一言」を話すのが怖い人
●「傾聴力が大事」と言われ過ぎて、つかれている人
●目的のない会話の仕方がわからなくて、苦手を感じている人

「雑談が上手い人が話す前にやっていること」
著/ひきたよしあき/アスコム

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ひきたよしあき
コミュニケーション コンサルタント。
スピーチライター。
大阪芸術大学芸術学部放送学科 客員教授。
早稲田大学法学部卒業。博報堂に入社後、クリエイティブディレクターとして数々のCMを手がける。
政治、行政、大手企業などのスピーチライターとしても活動し、幅広い業種・世代の価値観、世代間のギャップ、言葉遣いの違いなどを分析し、コミュニケーション能力が高まる方法を伝授する。
また、大阪芸術大学、明治大学、慶應MCCなどで教え、「はじめて『わかった!』と心の底から思えた講義」「一生ものの考える力が身につく」と学生や社会人から支持を集める。
教育WEB「Schoo」では毎回事前予約が約20,000人、朝日学生新聞社「みんなをつなぐ新聞WEB」では、毎回1,200人近い子どもと保護者が参加する人気。
著書に『5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』(大和出版)、『大勢の中のあなたへ』(朝日学生新聞社)、『トイレでハッピーになる366の言葉』(主婦の友社)など。

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