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話をしているとなぜか楽しい、会話のトスを上げ続ける人の特徴

2024.01.21PR

初対面の人や苦手な人といっしょにいる時、一瞬の沈黙が妙に長く感じられることはありませんか? 何か会話をしたいけど、何を話していいかわからない。せっかく話しかけてもらっても、うまい返しができなくてすぐに話が切れてしまった。そんな経験がある人は多いと思います。

そのたびに、「あ~、なんて自分はダメなんだ」と自分を責めてきませんでしたか。仕事でも、プライベートでも、世の中は雑談をする機会にあふれています。だから、「雑談が苦手だ」というマインドを持っていると、思いのほか、ストレスを感じることが多くなります。でも、そうした負の感情であなたの心を満たすのは、
今日でおしまいにしましょう。

ペラペラと饒舌にしゃべることだけが雑談ではありません。あなたは、あなたにできそうなことをやりつつ、ちょっとずつ雑談の技術を身につければよいのです。そんな雑談のテクニックがまとまった書籍雑談が上手い人が話す前にやっていることの中から一部を抜粋・編集し、雑談でたくさんモヤモヤを解消するヒントをまとめました。

【今すぐ雑談がラクになる簡単テクニック】「会話のトスを上げ続ける人」になる

「この人と話をしていると、なんだか楽しい」という人がいます。

話をしていると楽しい人って、どういう人でしょうか。

● 面白い話を、たくさんしてくれる人。

● テンションが高く、盛り上げ上手な人。

確かにそういう人も、会話が楽しい人ですよね。

もうひとつ、こういうタイプの人も会話の楽しい人です。

それは、「会話のトスを上げ続ける人」。

一緒にいると会話が弾むのだけど、よくよく考えてみると、相手は「会話のトス」を上げてくれているだけで、つい自分がおしゃべりになって話してしまう。こういうタイプの人です。

話すのが苦手ならば、会話のトス=相手に聞く、質問することで雑談に加わればいいわけです。

では、具体的に相手に質問を続ける方法を紹介します。

まず、気をつけたいのは、

答えがYES・NOで終わってしまう質問は、すぐに会話が終了してしまう可能性があるので、避けたいところです。

「もう、お昼食べましたか?」

「あなたの嫌いなものはキュウリですか?」

「明日って、水曜日でしたっけ?」

という質問に対しての答えは、「はい」「いいえ」だけで終わってしまいます。

それを防ぐために、質問するときには、英語の「5W1H」を使います。

5W1Hとは「When、Where、Who、What、Why、How」のことです。

この「5W1Hを活用しましょう」ということはよく言われます。

ただし、いざ質問をするときに、5W1Hがいまいちパッと思い出せないという話をよく聞きます。

英語だとイメージしにくいのかもしれません。そこで私は、こう覚えてくださいとすすめています。

● When (いつ) →「時間の質問」
● Where (どこで) →「場所の質問」
● Who (誰と・どんな人と) →「人の質問」
● What (何を) →「モノの質問」
● Why (なぜ) →「理由の質問」
● How (どのように) →「手段の質問」

時間、場所、人、モノ、理由、手段

そう覚えておくのです。

使い方は、こんな感じです。

「私は、前職で営業をしていました」と相手が話したら、

●「いつまで(その仕事を)されてたのですか?」(時間の質問)

●「どこで(その仕事を)されてたのですか?」(場所の質問)

●「どんな人と一緒に仕事をされていましたか?」(人の質問)

●「営業で、何を売ってたのですか?」(モノの質問)

●「なぜ、今の仕事に変わられたのですか?」(理由の質問)

●「どのようにして、今の仕事に変わられたのですか?」(手段の質問)

というように、「6つの切り口」から質問をつくることができます。

質問をゼロから考えるのではなく、まず「6つの切り口」に当てはめて質問する。

相手が、質問に答えるように話してくれたら、その内容から、また「6つの切り口」を考える。

これであなたは、会話のトスを相手に出し続けることができます。

たとえば、先ほどの「前職が営業」という話の続きであれば、こんな感じです。

相手「私は、前職で営業をしていました」

あなた「なぜ、今の仕事に変わられたのですか?」(理由の質問)

相手「今の仕事をやりたいと思っていたからです」

あなた「 それは、いつからそう思ってたんですか?」(時間の質問)

相手「10年ほど前からです」

あなた「 今は、どんな人と一緒に仕事をしているんですか?」(人の質問」

のように、質問を続けていくことができます。

会話のトスを上手く上げる方法が、もうひとつあります。

それは、「自分の話の最後に、必ず質問をつける」という方法です。

たとえば、こんな感じに。

[例](昨日のサッカーの試合の話をふられる)
→「テレビで見ました。私は大興奮でしたが、●●さんはいかがでした?

[例](リモート会議について意見を求められる)
→「リモート会議のほうが個人的にはうれしいのですが、みなさんはどうお考えですか?

自分の話の最後に質問を入れ、会話を回していくイメージです。

会話のトス役に徹すると、特に自分から話さなくても、口下手に見えません。

それどころか、話を回しているように見えます。

ぜひ、質問を上手く使って、相手の話を盛り上げる技を身につけてください。

経営学者、コンサルタントのピーター・ドラッカーは、こう言っています。

「コンサルタントとしての私の最大の長所は、無知になり、いくつかの質問をすることである」

雑談も同じ。無知になって、相手にどんどん質問する。

そうすれば、相手にも喜んでもらえるはずです。

〈ポイント〉
「時間、場所、人、モノ、理由、手段」で質問をして、相手に気持ちよく話してもらう。

★ ★ ★

いかがでしたでしょうか? 

初対面でも、苦手な人でも、もう怖くない会話が得意じゃない人でも大丈夫! 本書を読めば苦手な雑談がたのしくなる秘けつを学べるはずです。

以下のような「雑談コンプレックス」を持つ方は是非、書店でチェックしてみてください。
●まずもって、何から話したらいいのかわからない人
●「これを話したらどう思われるだろう?」など、相手の気持ちを考え過ぎて話せない人
●「雑談が上手い人は、話が上手い人」(だから、自分は無理)と思っている人
●雑談で失敗した経験が忘れられず、「自分は話ベタ」と苦手意識を抱えている人
●本やYouTubeで話し方を勉強しているが、なかなかうまくいかない人
●社会人になってから、友人以外と雑談することに苦痛を感じている人
●リモートが増えて人との対話・雑談に苦手意識が増した人、もともと苦手な人
●親しくない人と話すとき、チャットはできても、顔を合わせての会話に自信がない人
●天気の話すらできない、対面だと「最初の一言」を話すのが怖い人
●「傾聴力が大事」と言われ過ぎて、つかれている人
●目的のない会話の仕方がわからなくて、苦手を感じている人

「雑談が上手い人が話す前にやっていること」
著/ひきたよしあき/アスコム

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ひきたよしあき
コミュニケーション コンサルタント。スピーチライター。大阪芸術大学芸術学部放送学科 客員教授。
早稲田大学法学部卒業。博報堂に入社後、クリエイティブディレクターとして数々のCMを手がける。
政治、行政、大手企業などのスピーチライターとしても活動し、幅広い業種・世代の価値観、世代間のギャップ、言葉遣いの違いなどを分析し、コミュニケーション能力が高まる方法を伝授する。
また、大阪芸術大学、明治大学、慶應MCCなどで教え、「はじめて『わかった!』と心の底から思えた講義」「一生ものの考える力が身につく」と学生や社会人から支持を集める。
教育WEB「Schoo」では毎回事前予約が約20,000人、朝日学生新聞社「みんなをつなぐ新聞WEB」では、毎回1,200人近い子どもと保護者が参加する人気。
著書に『5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』(大和出版)、『大勢の中のあなたへ』(朝日学生新聞社)、『トイレでハッピーになる366の言葉』(主婦の友社)など。

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