業績の見通しも良好、日経平均は年内に取引時間中の年初来高値33,772円89銭を更新か
また、日本株上昇の背景には、国内企業の良好な中間決算も影響していると推測される。日経平均の1株あたり利益(EPS)と株価収益率(PER)について、10月31日以降の動きをみると、図表2の通りとなる。
EPSとPERを掛け合わせると現状の株価水準が得られるが、11月の株高は主にEPSの上昇が主導した形になっており、中間決算を経た市場の業績改善見通しを反映した株高といえる。
日経平均は、テクニカル分析上、株高シグナルが点灯しており、さらに、企業業績の見通しも良好であることから、年末に向けて水準を切り上げる余地が拡大したと考えられる。
引き続き、米国の雇用と物価の強弱感と長期金利の動向、中国景気、中東情勢には注意が必要だが、大きな波乱がなければ、日経平均は6月19日につけた取引時間中の年初来高値(33,772円89銭)を、年内にも更新する可能性が高いとみている。
出典元:三井住友DSアセットマネジメント
構成/こじへい
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