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気まずい空気になっている会話の「間」を前向きに捉える方法

2024.01.13PR

初対面の人や苦手な人といっしょにいる時、一瞬の沈黙が妙に長く感じられることはありませんか? 何か会話をしたいけど、何を話していいかわからない。せっかく話しかけてもらっても、うまい返しができなくてすぐに話が切れてしまった。そんな経験がある人は多いと思います。

そのたびに、「あ~、なんて自分はダメなんだ」と自分を責めてきませんでしたか。仕事でも、プライベートでも、世の中は雑談をする機会にあふれています。だから、「雑談が苦手だ」というマインドを持っていると、思いのほか、ストレスを感じることが多くなります。でも、そうした負の感情であなたの心を満たすのは、
今日でおしまいにしましょう。

ペラペラと饒舌にしゃべることだけが雑談ではありません。あなたは、あなたにできそうなことをやりつつ、ちょっとずつ雑談の技術を身につければよいのです。そんな雑談のテクニックがまとまった書籍雑談が上手い人が話す前にやっていることの中から一部を抜粋・編集し、雑談でたくさんモヤモヤを解消するヒントをまとめました。

【「雑談だめメンタル」をぶっ壊す】会話の「間」は相手の考えている時間になる

雑談が苦手という人からよく聞く悩みのひとつが、

「話が途切れたときの沈黙をどうしたらいいのか」

「話に『間』が空くのが怖い」というものです。

これは雑談が苦手な人に限った話ではなく、多くの人は「沈黙恐怖症」です。

この「沈黙」「間」の恐怖から逃れるには、どうすればいいのでしょうか。

ここでは、私が「沈黙」「間」の恐怖を克服したエピソードをご紹介します。

■沈黙ができたとき、何を考えているか

私が若い頃のことです。

勤めていた広告会社では、とにかく雑談が活発に行われていました。

単なる雑談の中に、気の利いたアイデアや面白い意見や質問が飛び交い、投げかけられた質問には、即答しなければならない空気がありました。

ところが、私が放ったひと言に、上司や先輩は「怖い顔」をしてこちらを見るだけ。反応が薄かったりということも、しょっちゅうありました。

そんなことをくり返すうちに、自分の意見を言うのが怖くなってきました。

何か言うと、

「バカにされるんじゃないか」
「嫌われるんじゃないか」

という考えが、先に立つようになってしまったのです。

自分が話したあとに、みんなが黙っている、あの重苦しい時間に耐えられなくなりました。

私も、立派な沈黙恐怖症だったのです。

私は、ある日、この空気が耐えられなくて、会社の先輩に「話をするたびにみんなからあきれられていて、つらい」と弱音を吐いたのです。

すると、先輩から予想だにしないことを言われました。

「君の発言に対して、みんなはバカにしたり嫌ったりしてるわけじゃないんだよ。なかなか答えるのが難しい話が多いから、みんなどう答えたらいいかを一生懸命考えているんだ。考えている時間が間になっているだけだ。君は誤解をしてるよ」

私は、はじめて知りました。

「間」は、相手が何を言おうか一生懸命「考えている時間」でもあるということを。

もしも、目の前の相手が押し黙ってしまったら……それは、何かを伝えようとがんばって考えているのかもしれません。

だって、あなただってそうでしょう。

沈黙が訪れたとき、何を考えていますか。

「どうしよう、何か言わなくちゃ。この人はどんな話が好きなんだろう?」

「沈黙、気まずい! さっきの話をヒントに話題を広げようかな」

みたいな感じで、いろんなことをグルグル考えているんじゃないでしょうか。

話が回らないことを自分のせいにする必要はありません。

雑談は、あなた1人でしているのではなく、相手がいるのですから、1人で責任を感じる必要はないのです。

沈黙なんかで自分を責めないでください。訪れた沈黙は、相手と一緒に打ち破ればいいのです。

会話における「間」は、互いが「もっといいコミュニケーションをしたい!」いう気持ちにあふれた時間と考える。

これで、私は「間」が怖くなくなりました。

■別のアクションで気まずさを強制リセットする

「間」は怖いものではないと頭ではわかっても、やっぱり間を避けたい。そういうときはどうしたらいいか。

そういうときは、「一度逃げる」というやり方があります。

たとえば、かかってきてもいないのに「すみません。電話が……」と言って席を離れてしまう。トイレに行く。

とにかく、重い「間」が流れた場面を強制終了してしまうのです。

そして、戻ってきたら「ところで……」とまったく別の話をすればいい。

沈黙の時間は、相手にとっても沈黙。

お互いにとって気まずい時間だと感じたら、多少、強引でベタなやり方で、沈黙を切ってしまうのもアリです。

〈ポイント〉
「間」ができても、自分も相手も責めない。
どうしても気まずくなったときは、いったん場をリセットする。

★ ★ ★

いかがでしたでしょうか? 

初対面でも、苦手な人でも、もう怖くない会話が得意じゃない人でも大丈夫! 本書を読めば苦手な雑談がたのしくなる秘けつを学べるはずです。

以下のような「雑談コンプレックス」を持つ方は是非、書店でチェックしてみてください。
●まずもって、何から話したらいいのかわからない人
●「これを話したらどう思われるだろう?」など、相手の気持ちを考え過ぎて話せない人
●「雑談が上手い人は、話が上手い人」(だから、自分は無理)と思っている人
●雑談で失敗した経験が忘れられず、「自分は話ベタ」と苦手意識を抱えている人
●本やYouTubeで話し方を勉強しているが、なかなかうまくいかない人
●社会人になってから、友人以外と雑談することに苦痛を感じている人
●リモートが増えて人との対話・雑談に苦手意識が増した人、もともと苦手な人
●親しくない人と話すとき、チャットはできても、顔を合わせての会話に自信がない人
●天気の話すらできない、対面だと「最初の一言」を話すのが怖い人
●「傾聴力が大事」と言われ過ぎて、つかれている人
●目的のない会話の仕方がわからなくて、苦手を感じている人

「雑談が上手い人が話す前にやっていること」
著/ひきたよしあき/アスコム

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ひきたよしあき
コミュニケーション コンサルタント。
スピーチライター。
大阪芸術大学芸術学部放送学科 客員教授。
早稲田大学法学部卒業。博報堂に入社後、クリエイティブディレクターとして数々のCMを手がける。
政治、行政、大手企業などのスピーチライターとしても活動し、幅広い業種・世代の価値観、世代間のギャップ、言葉遣いの違いなどを分析し、コミュニケーション能力が高まる方法を伝授する。
また、大阪芸術大学、明治大学、慶應MCCなどで教え、「はじめて『わかった!』と心の底から思えた講義」「一生ものの考える力が身につく」と学生や社会人から支持を集める。
教育WEB「Schoo」では毎回事前予約が約20,000人、朝日学生新聞社「みんなをつなぐ新聞WEB」では、毎回1,200人近い子どもと保護者が参加する人気。
著書に『5日間で言葉が「思いつかない」「まとまらない」「伝わらない」がなくなる本』(大和出版)、『大勢の中のあなたへ』(朝日学生新聞社)、『トイレでハッピーになる366の言葉』(主婦の友社)など。

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