海や山に囲まれた自然豊かな福井県は、「越前がに」や「おろし蕎麦」といった食や、「一乗谷朝倉氏遺跡」や「恐竜博物館」など歴史遺産など魅力溢れる地域だ。では、実際に居住するならどのエリアがいいのだろうか。
大東建託は、福井県居住の20歳以上の男女、4,228名を対象に過去最大級の居住満足度調査を実施、「街の幸福度 & 住み続けたい街ランキング2023<三重県版>」として集計した。
街の幸福度1位は初ランクインの「南条郡南越前町」
1位は南条郡南越前町で、「住みここち」でも1位に輝いている街だ。福井県のほぼ中央に位置する南越前町は、豊かな緑に包まれた山々、海の幸に恵まれた日本海、文化や歴史に育まれた里があり、「山・海・里」という三つの「幸」がそろっている。
2位は昨年1位だった大飯郡高浜町、3位は初ランクインの三方郡美浜町が獲得。美浜町は、真っ白な砂浜が続く「水晶浜」やラムサール条約湿地に登録された「三方五湖」など、四季折々に移り変わる景色は多くの人を魅了している。
1位と3位の町は、昨年は累計回答数が50名未満でランキング集計対象外であった。トップ3は、全て郡部に属する「町」という結果に。
TOP12ランク外では坂井市が、「住み続けたい街」4位、「街に誇りがある」「街に愛着がある」5位となっている。
住み続けたい街1位は「街に愛着がある」でも1位の大野市
1位は大野市で、「街に愛着がある」でも1位、「街に誇りがある」2位の高評価を得ていた。星空保護区に認定された南六呂師エリアの「日本一美しい星空」、「天空の城」として知られる越前大野城、北陸最大級の道の駅「越前おおの 荒島の郷」、九頭竜エリアの「恐竜・化石」、名水百選の御清水などが有名。
2位は丹生郡越前町で、「街に誇りがある」3位、「街に愛着がある」は4位であった。越前町は、ズワイガニの中でもトップブランドとして知られる「越前がに」や甘くて清楚な香りの「越前水仙」が有名な人口約2万人の町だ。
3位は越前市で、「住みここち」「街の幸福度」5位となっている。越前市は、紫式部が生涯でただ一度、都を離れて暮らした、県内随一の歴史と文化が息づく街だ。
調査概要
調査方法:株式会社マクロミルの登録モニタに対してインターネット経由で調査票を配布・回収。
回答者:福井県居住の20歳以上の男女、4,228名を対象に集計。
調査期間
2023年2月17日(金)~3月15日(水):2023年調査(回答者数:1,149名)
2022年3月8日(火)~3月29日(火):2022年調査(回答者数:1,096名)
2021年3月17日(水)~3月30日(火):2021年調査(回答者数:845名)
2020年3月17日(火)~4月3日(金):2020年調査(回答者数:770名)
2019年3月26日(火)~4月8日(月):2019年調査(回答者数:368名)
計4,228名
関連情報
https://www.eheya.net/sumicoco/
構成/Ara