みんなが考える鍋を楽しむ時のマナーTOP3、3位人気の具材ばかり取らない、2位勝手に味変させない、1位は？

気温がぐっと下がり、鍋が美味しい季節となった。鍋を食べるとき仕切る人を「鍋奉行」と言うが、鍋を囲むときのマナーについてどのように考えている人が多いのだろうか。

リクルートが発行する街のおトク情報満載のクーポンマガジン『HOT PEPPER』の2023年11月号で、全国の20代・30代の男女1,044人を対象に鍋に関するアンケートを実施したので、結果をお伝えしよう。

「複数人で鍋をするときマナーだと思う行為」TOP10

「複数人で鍋をするときマナーだと思う行為」を聞いたところ、1位は「一回とった具や汁を鍋に戻さない」で約6割の人が支持する結果に。

2位「勝手に調味料を入れて鍋を味変させない」、3位「人気の具材（肉や魚）ばかりを取らない」となった。

衛生面に関するマナーは1位のほか、4位「直箸」、6位「逆さ箸」。加えて味の好みや具の入れ方・取り分け方に関するマナーが多くランクインしている。

一人鍋から複数人で食べる鍋に回帰の兆し！『ホットペッパーグルメ外食総研』研究員が解説

今回の調査では複数人で鍋をするときの「マナー」「シーン」についてヒアリングしました。「マナー」については「一回とった具や汁を鍋に戻さない」「直箸」「逆さ箸」といった衛生的な観点のものが上位になった一方、「勝手に調味料を入れて鍋を味変させない」「においの強い具材（ニラ、にんにく、キムチなど）をたくさん鍋に入れない」といった嗜好の観点のものが多く目立つ結果となりました。

「一人鍋」「黙食」がTOP10内に入っていないのも興味深い結果です。また、大勢でつつく鍋は以前から賛否両論あったものの、「シーン」についての調査結果からは、複数人で鍋を食べるときは一人のときと比べて家よりも外食が好きと答える方が多く、外食でみんなでワイワイ鍋を囲む…コロナ前のシーンが戻ってくる兆しを感じます。